サラリーマン卒業@還暦の判断

~ 2022年9月末 ~

人生を総括・人間を俯瞰 → 還暦宣言


人生の「起」:47才(2009年)までの人生の準備期間、「承」:47-57才(2009-2019年)四正面作戦:①先代介護+見送り・②次代教育仕上げ・③当代共働体制確立・④老後資金蓄財の多忙な10年間、「転」:57-60才(2019-2022年)別宅(シニアライフでの主たる住居)手配・巣ごもり@コロナ禍・夫婦共100%在宅勤務・余生熟慮・長男起業・次男結婚・サラリーマン引退@還暦等を経て、還暦以降の「結」:60才~(2022年~)人生の終章・結章。還暦以降のシニアライフにおいては、「組織の歯車」から脱し、自然・社会全体の中で視野・活動を広げ(フロンティアを拡大・深堀し、新たな出会いも得て、常識と言われるものを改めて検証し)、また、「健康留意+脳刺激=健康寿命極大化」(アンチエイジング)を通じて「人生を味わい尽くす」を実践する。

動物には個体・種族維持の本能が備わっている。つまり、生きて子孫を残せば目標達成だ! ただし、それは食物連鎖の中で激しい弱肉強食の闘いを展開している場合・動物の話しだ。(会社の社長、オーケストラの指揮者、プロ野球の監督のように)頂点とそれ以外では違う環境・立場・視野だ。(野生に暮らす動物vs人間を想像すれば容易に分かるとおり)食物連鎖の頂点に君臨する人間は、現代社会において多くの場合、一定のストレスがあるかもしれないが多少の努力で個体(自身)と種族(家族)維持が可能だろう。で、頂点ゆえの持て余す力で人間は「人生とは何か?」と自問し(←人間以外の動物から見れば不遜。科学的・生物学的視点で言えば人生に意味などなく単なる進化の過程)、各自が独自の答えを(意識的/無意識に)選択しているのではないか? ①(科学的・生物学的視点で言えば個人の妄想ながら)「xxに自分の人生の意味・意義がある!」の発見・定義・実践、②趣味等で人生を楽しむ(→ワクワク感=ドーパミン等の脳内物質の追求)、③日常生活を淡々と全う(=今の瞬間を生きる→感情の振れを排除→自然と一体化)、④自己を掘り下げるのではなく、他者が作った特定の宗教・世界観を精神的土台として受け入れ、そこから世界を見る(資本主義・自由主義は現代の宗教・世界観と理解可能)、⑤自死(意識の抹殺を選ぶ人もゼロではない)。私の場合、今まで主に個体(自身)と種族(家族)維持のために注力してきたと整理。還暦以降は①②③(→自己を掘り下げる)の方向に大きく舵を切る! ただ、今まで正面から①②③を捕らえて来なかったので、60才で早期引退による年齢アドバンテージ+一定の蓄えを梃子に①②③追求の為のベース(←自分探し・趣味の発掘と深掘・料理等生活スキル開拓)を整えることがまず必要(60-65才のテーマ、「ライス」ワーク→「ライフ」ワーク)。なお、その先を予想すれば、思考の矛先は、今まで常識と思っていたことの分解・再構築を進めつつ、最終的には「人間の人間たる所以は何か?」「人間はどうあるべきか?」「(人間が集まった)組織はどうあるべきか?」(→私自身の生きた証=人生の卒業論文=私の人生の意味・意義)に向かっていく様な予感!

後の展開はブログで。このサイトのフレームワークはコンセプトに。運営者についてはプロフィールに。

加えて、ブログでの蓄積+還暦前の問題意識をベースにしたエッセー。また、シニアライフでの習慣を確立・明確化。

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