人間は「生き延びる」ためだけでなく、「意味を求めて生きる」存在。「人は生きる意味を問い、意味を見いだすことで困難を乗り越える。」単なる生存(survival)を超えて、「なぜ生きるのか」「自分は何のためにここにいるのか」… 続きを読む 意味を求める
月: 2025年5月
知ったつもり
「知ったつもり」に陥るのは、私達が脳の省エネを求める中で、複雑な世界を単純化して処理しようとするからだ! 逆に言えば、そこに学び直し・感じ直しの入口があるとも言える。「知ったつもり」から一歩深く入る癖をつけたい。 ①言葉… 続きを読む 知ったつもり
赤ちゃんの目
初孫と2時間接して思った。赤ちゃんは置かれた状況を理解するために一生懸命になっていることが目を通じて伝わってくる。それに比べれば、大人の目は総じて死んでいるように見える。 赤ちゃんの目が「生きている」と感じられるのは、ま… 続きを読む 赤ちゃんの目
言葉
「直線」や「自己」は、いずれも概念としては明確だが、現実の中には実体として存在しない。にもかかわらず、多くの人は、それらが「確固たるもの」として存在しているかのように感じ、信じている。しかし、言葉や概念はあくまでも道具で… 続きを読む 言葉
直線? 自己?
「直線は存在しない」。この言葉は、初めて聞いたときどこか挑発的で、同時に深い納得感があった。数学では、直線は無限に細く、無限に伸び、完璧にまっすぐな点の集合だとされる。だが現実には、そんなものは見たことがない。鉛筆で引い… 続きを読む 直線? 自己?
満たされなさ
人間は、脳の進化の前提である「不安定な環境・変化する状況・即応的判断」がないと、逆に退屈や空虚感を覚えるようだ。これが「満たされなさ」の根源か!? 現代のように衣食住が安定し、変化が少ない社会では、脳が「本来想定された欲… 続きを読む 満たされなさ
義務教育
教育に必要な再編視点。「教科ごとの知識の蓄積」ではなく、「問いを立てるために知を横断的に使う力」がゴール。教師やカリキュラム設計者は、問いをつくる学びの設計者に変わっていく必要がある。すべてをAI前提に組み替える必要あり… 続きを読む 義務教育
物語
昔、文字のない時代、人は「物語」を口承で知識・知恵・価値観を継承していたのだろう。物語は、覚えやすく(リズムや反復、比喩が多い)、面白いから記憶に残り(感情と結びつく)、教訓や知恵を含めやすく(英雄譚、神話、寓話等)、共… 続きを読む 物語