「他人軸 → 自分軸」という切り替えは、現役時代の「外的評価の世界」から、引退後の「内的充足の世界」への移行そのもの。自分軸=「自分が何を大切にし、どんな状態で生きたいか」という内的基準。より具体的には、「価値観」+「関… 続きを読む 自分軸
月: 2025年10月
管理対象
シニアライフでは「すべてを自分でコントロールできるわけではない」ことを前提に(他人の気持ち・世の中の流れ・身体の老化速度などは委ねる)、コントロールすべき領域と委ねるべき領域を見極めること(変えられないものを受け入れ、変… 続きを読む 管理対象
忙・暇
人間の脳は、「暇すぎず・忙しすぎず」、適度な刺激の中に自然に余白があるとき、最も健やかに働く。それは、狩猟採集時代のリズム(緊張と弛緩)に沿った進化的に正しい生き方。① 狩猟採集時代に「暇すぎる」は想定外。。。人類の脳は… 続きを読む 忙・暇
夫婦関係
婚姻40年間というのは、人間としても人生の大半を共にしてきた関係であり、「愛情」や「感謝」だけでは表しきれない、もっと複雑で多層的な感情が交錯する段階。① 時間の積み重ねが生む「一体感」と「距離感」。。。一体感:長年の生… 続きを読む 夫婦関係
脳と付き合う
現代人の脳(ハードウェア)は、現代社会に住みながらも1.2万年前の狩猟採集時代仕様のままで、周りの環境(ソフトウェア)だけが急進化してしまった。この「ミスマッチ」をどう扱うかが、まさに心身の安定や幸福感の鍵。以下、その「… 続きを読む 脳と付き合う
余白・余裕
余白や余裕という概念は、文明社会特有の発展段階で生まれた副産物。狩猟採集時代(≒脳の残像)の人間にとっては「想定外」な感覚。① 狩猟採集時代における「余白」の非存在。。。狩猟採集社会では、日々の活動の目的は極めて明確。「… 続きを読む 余白・余裕
卒サラ調整
(私)自分の「心」をしっかり育ててなかったのに卒サラ後「心」が主人公になったことに対応するのに時間がかかった!(ChatGPT)「心が主人公になった」という表現は、まさに多くの卒サラ経験者が言葉にできずに抱いている感覚を… 続きを読む 卒サラ調整
主婦(夫)業
主婦(夫)業は「誰もが見たことがある仕事」ながら、実際は多層的で、高度な総合職。①意思決定数が多い。。。料理、買い物、掃除、洗濯、家計、家族調整など。②「見えないマネジメント業」である。。。主婦(夫)業は、単なる家事の実… 続きを読む 主婦(夫)業
人生物語
起・・・1962~2008(46年間) 現代社会に生まれ教育を受け、職業・家族を得て生き抜いた。社会では、各種経験を積みながら、人的交流ネットワークを作った(社会性を育てた)。 承・・・2009~2018(10年間) 家… 続きを読む 人生物語
宗教の役割
宗教は「心を整える」働きを持つ。祈り、瞑想、儀式、教えの言葉は、人間の不安を和らげたり、心の軸をつくったりする大きな力になる。一方で、多くの宗教は「心を整える=心の平静」にとどまらず、そこから先の「価値観」や「生き方」ま… 続きを読む 宗教の役割