ネガティブバイアス

今でこそ、食物連鎖の頂点に位置している人間だが、太古の昔はそうではなかった。ネガティブ思考は、そんな昔の先祖達からの名残りだ。生死に関わることの多かった時代に「最悪のケースを常に想定しておく」という行為が今に生きる人達の… 続きを読む ネガティブバイアス

自己と向き合う

昨年の現役ドラフトでソフトバンクホークスから移籍した阪神タイガースの大竹耕太郎投手が開幕から先発のローテーションの一角としてここまで無傷の6勝。「以前は野球以外の趣味はなかったので、自宅に帰ってからも野球のことばかり考え… 続きを読む 自己と向き合う

熊vs人間

人間が冬眠明けのクマに襲われる事件が相次いでいる。人間が食物連鎖の頂点と言いながら、物理的にはひ弱い存在であることを思い知る。改めて、人間は、脳を巨大化して情報処理能力を上げ(→コミュ力、想像力、創造力、記憶力等)、他者… 続きを読む 熊vs人間

友情

友情は人間の発明! 他の霊長類は血縁中心の集団で生きているが、人間は友情を基礎として多様な集団を作り社会を形成するとするNHK番組を見た。 確かに、ヒト科-ヒト属-ヒト種は脳の高度化と他者との協力で食物連鎖の頂点に立った… 続きを読む 友情

洞察力

AI開発の進展、情報社会の中でフェイクニュース・誘導目的情報の氾濫、コロナという「転」のあとの価値観の変化、各種技術革新による社会大きな変化予測等を踏まえて、究極的な問い「人間とはどんなものなのか」を念頭に、個人が広く知… 続きを読む 洞察力

ムンクの叫び

画家ムンクの著名な作品「叫び」は、当時彼自身が苦しんでいた統合失調症の症状の苦しさをよく伝えているとのこと。やっぱりそうか! 脳は自己を複数部署で認識して、何らかのシステムでそれらを統合しているのだ。 【今日の1日】5時… 続きを読む ムンクの叫び

今に集中!

人間の脳は、情報処理目的のコンピューターと違って、生きるための臓器だ。進化の過程で、身を守るためにネガティブ情報(リスク情報)が優先的に意識され、(自己を集中的に管理する脳の部位があるわけではないが)自己と言う概念も折に… 続きを読む 今に集中!

自己意識の障害

最近の問題意識は自己。自分はこの世に存在している、考えたり感じたりしている、自分は1人しかいない、などということ(自己意識)を私達はふだん意識しないが、様々なかたちで障害が発生するようだ。 ①離人体験(離人症性障害、気分… 続きを読む 自己意識の障害

自己とは?

「自己とは何か」という問いは、今までは哲学の問題として扱われてきたが、最近、脳の働きを画像で捉える技術の進歩を背景に、脳の活動を調べることによって解明しようとする神経科学者が増えている。自己の認識には、身体感覚、記憶、社… 続きを読む 自己とは?

人の攻撃性

人は車に乗ると、鉄の箱に守られている安心感からアドレナリンがでて攻撃的にになるらしい。確かに、車に乗ると人格が大きく変わる人がいる。昨今、年間1万kmぐらい 運転しているので気を付けたい。これに限らず、人は状況によって、… 続きを読む 人の攻撃性