人は何を語るのか? ― 会話の話題から見えてくる人生の現在地 人と話していると、食べ物とお金の話が実に多いことに気づく。「あそこの店は美味しかった」「最近、物価が高くなった」「株価が上がった」「年金はいくらもらえるのか」… 続きを読む 話題
カテゴリー: 交:交流
贈り物
贈与という循環――モノやサービスの交換が、人間関係を育てる 贈り物は、何を交換しているのか 贈答品のやり取りには、昔から不思議な力がある。お中元やお歳暮、旅行先のお土産、家庭菜園で採れた野菜のお裾分け。あるいは、知人に料… 続きを読む 贈り物
会話の後
最近、人と喋ったあとに、ひとりで考える時間がかなり必要になってきた。昔から人と話すのは嫌いではない。むしろ好きな方だと思う。ただ最近、少し変化が起きている。人と会って話を聞く。その場では普通に楽しく喋っているのだが、家に… 続きを読む 会話の後
意志vs関係
最近、こんなことを思う。 人は、自分のためだけには、案外動かない。ところが、人のためなら動ける。 もちろん、いつもそうだという話ではない。ただ、自分の日常を振り返ってみると、この傾向はかなり強いように思う。自分ひとりなら… 続きを読む 意志vs関係
同じ空間
コロナ禍が始まった2020年以来、私は基本的に24時間、妻と同じ空間で生活している。最初の2.5年間は、夫婦ともに100%在宅勤務だった。その後、私は卒サラし、妻は100%在宅勤務を継続中。現在も基本的に拠点移動も一緒に… 続きを読む 同じ空間
残るもの
今夕、銀行時代のOB会に参加した。300人規模の大きな集まりだった。久しぶりに多くの先輩や同期、後輩と再会し、肩書きも役職もない立場で一人ひとりを眺めているうちに、あることに気づいた。 人の印象を決めているのは、意外にも… 続きを読む 残るもの
故郷への旅路
卒サラ後の私は、不思議な旅をしてきたように思う。最初から目的地が見えていたわけではない。人間について本を書こうと思っていたわけでもない。ましてや、「人間の設計思想」などという大きなテーマにたどり着くとは想像していなかった… 続きを読む 故郷への旅路
ひとりの限界
人は一人では行動できないのかもしれない。箱根で親しくしている76歳のフランス人男性がいる。一人暮らしである。私は時々、その生活ぶりを観察しているのだが、最近あることに気づいた。 彼は決して怠惰ではない。知的好奇心もある。… 続きを読む ひとりの限界
人間関係
会社を離れて最初に静かに変化するのは、お金でも時間でもない。人とのつながりである。現役時代、人間関係はほとんどが「用件」で回っていた。会議、プロジェクト、意思決定。役割を媒介にして、人は自然とつながり、一定の密度で接触し… 続きを読む 人間関係
宴席観察
昨夜、ジムとプールで軽く身体を動かしたあと、8人での宴席に流れた。年齢は45歳から70歳まで。いわゆる同世代とその前後が混じる、よくある顔ぶれだ。しかし、その場に座って感じたのは、「同じ時間を生きているはずの人間が、まっ… 続きを読む 宴席観察