SNS

「YouTubeをはじめとしたSNSは非常に有益なツールだ。弱者でも声をあげやすく、気づいてもらうきっかけを得やすいが、一方で厄介な側面がある。ユーザーが好むコンテンツを自動的に表示するアルゴリズムを備えており、同じよう… 続きを読む SNS

宗教の役割

宗教は依然として意味の供給源であるものの、現代社会においては特に「貧すれば鈍するライン」以下(=生活・心の不安定層)に対して強く機能している。①「貧すれば鈍するライン」と宗教の関係構造。。。このラインは、「生存への不安」… 続きを読む 宗教の役割

ねじれ

宗教(一神教)が個と神を、資本主義が個体間競争を強調した結果、狩猟採集時代の残像である個体間協力が出にくい社会になった。つまり、脳・宗教・経済・文明の構造的ねじれが、現代文明では、心理的ストレス・孤立・利他性の低下を発生… 続きを読む ねじれ

現代社会

現代社会は「生産と消費の効率化」を中心に設計。そのため、外的成功や快適さには敏感でも、存在や意味の探究には時間も余白も与えられない。つまり、「人間であること」よりも「機能として役立つこと」が優先されがち。存在レベルに到達… 続きを読む 現代社会

盲目的

旧統一教会問題等宗教問題。。。宗教が人を盲目的にさせるように見えるのは、いくつかの心理的・社会的な要因が重なっている。宗教が、人間の 「不安」「所属欲求」「単純化欲求」「権威服従」「超越体験」 のすべてに同時に訴えかける… 続きを読む 盲目的

本番

30人弱の立食パーティーで、2つ上の先輩が「人生はこれからが本番だ!」と目を輝かされていた。いい気な刺激になった。昨日の「安定の上に自由を築き<経済・お金>、調和の上に自由を磨き<心・自分軸>、意味の上に自由を超える<行… 続きを読む 本番

忙しさ・深さ

サラリーマン時代の「忙しさ」は、車で言えば高速道路を走っているようなもの。速くて気持ちいいが、景色は流れていく。卒サラ後の「深さ」は、山道や旧道をゆっくり走るドライブ。景色が見え、風を感じ、自分という車のエンジン音を聞き… 続きを読む 忙しさ・深さ

戸惑い

人間の脳は、原野の生活に最適化された旧型ハードウェア。それに対して現代文明は、情報・人工・抽象・非同期・競争の世界。結果として、脳はいつもこう戸惑っている。「安全なのに危険を感じ、豊かなのに欠乏を感じる。」狩猟採集時代の… 続きを読む 戸惑い

自分軸

「他人軸 → 自分軸」という切り替えは、現役時代の「外的評価の世界」から、引退後の「内的充足の世界」への移行そのもの。自分軸=「自分が何を大切にし、どんな状態で生きたいか」という内的基準。より具体的には、「価値観」+「関… 続きを読む 自分軸