心頭滅却すれば火もまた涼し——。心を完全に意識が客体視できている状態が、途切れることなく、揺らぐことなく、常態化していること。これこそが「悟り」である。つまり、感情が動いても、思考が流れても、脳の「残像」が不安を生み出し… 続きを読む 悟り
カテゴリー: 精:精神
哲学
昔、「安定の上に自由を築き、調和の上に自由を磨き、意味の上に自由を超える」というモデルを宗教がリードしていたが、今は、主に各自がそれを自らの哲学として磨くトレンドだ。言い換えれば、宗教が担っていた「意味づけの共同体機能」… 続きを読む 哲学
盲目的
旧統一教会問題等宗教問題。。。宗教が人を盲目的にさせるように見えるのは、いくつかの心理的・社会的な要因が重なっている。宗教が、人間の 「不安」「所属欲求」「単純化欲求」「権威服従」「超越体験」 のすべてに同時に訴えかける… 続きを読む 盲目的
哲学の実践
「人間の存在構造(他者・時間・死・意味)」という認識をさらに体得レベルに深めるための実践体系。哲学的でもあり、日常実践でもある。人間存在の認識を深める5つの実践軸。観察 → 内省 → 統合 → 対話 → 沈黙 →(再び観… 続きを読む 哲学の実践
熱量
最近、「熱量」と言う言葉がよく使われる。「熱量」の源泉は何?「熱量」という言葉は、かつては物理的な「熱エネルギー」を指していたが、近年の人間や組織の文脈では「内から湧き出るエネルギー」「情熱」「行動を駆動する力」という意… 続きを読む 熱量
人生物語
起 <社会化>・・・1962~2008(46年間) 現代社会に生まれ教育(含む、会社派遣による大学院留学2年間)を受け、職業・家族を得て生き抜いた。各種経験(英米中に通算12.5年間在住)を積みながら、人的交流ネットワー… 続きを読む 人生物語
上書き
狩猟採集時代の「残像」が現代社会によって深く上書きされて消えかかっているものは何か? 狩猟採集時代の「残像」とは、私たちの遺伝子、脳、感情、行動傾向の奥底に刻まれた人類の原初的な生活様式や価値観の名残り。そして現代社会の… 続きを読む 上書き
呼吸と姿勢
ヨガの先生から聞いた。脳・体・呼吸は深くつながっている。呼吸が変わると体が変わり、体が変わると脳が変わる。脳の状態が体と呼吸に影響し、逆に呼吸を整えることで脳も整う。つまり、どこか1つに働きかけることで、他の2つにも波及… 続きを読む 呼吸と姿勢
鬱
本日、再開ヨガ4日目。インストラクター曰く「鬱は、物理的には目で外界を見ているものの、実はそれが心に届いておらず、心の中での自己会話だけになった状態」と。初めて聞いた定義ながら、ポイントをついていると思った。サラリーマン… 続きを読む 鬱
ブッダとヨガ
ヨガを5年ぶりに再開して3回教室に参加した。インストラクターの発する言葉がブッダに通じる。さすがともにインド発祥ということか!? 「心を観察する」「(人間に近い、頭)心で(動物に近い)心を観る」「呼吸に集中して(瞑想)」… 続きを読む ブッダとヨガ