同世代の方曰く「サラリーマンの卒業後の『やりがい』について、何で埋め合わせるか、まだ明確なビジョンが持てない」。まあ、私も、サラリーマンの卒業を決定したものの、なんとなくイメージはあるが確固たるものがあるわけではない。で、ふと思いついた。「シニアライフ論」を確立し世に提示するのはあり得るシナリオか!? 昨今、シニアライフについては、FIRE(Financial Independence, Retire Early)等、経済面に大きく偏っている。他にも、心の問題、夫婦関係、シニアライフを見越した現役時代からの準備、またそれらを統合した包括的フレームワーク等、経済以外にもポイントはあるはず。「シニアライフ論」を確立をライフワークにするか! 前人未踏の長寿前提社会にそのニーズはあるはずだ。シニアライフの定義は、元男性サラリーマンが、先代対応(介護・見送り・相続)や次世代対応(教育・独立)に目途を付け、60才以上で定年等を契機に開始する、自己を中心とした夫婦ベースで展開する第二の人生(ポストサラリーマン人生)とする。