私は、31年間コミュニティー型組織(日系銀行)に、6.5年間ジョブ型(外資証券)に所属してサラリーマンを卒業した。昨今の情報を総合すれば、いま日本の雇用はかなりの速度でジョブ型に向かっている。社会の多くの部分がジョブ型になり、その中で雇用流動性が高まる必要がある(→成長産業にシフト)。日本経済が浮上するためには必要なことだろう。ジョブ型の反対にあるコミュニティー型は昭和の高度成長時代の遺物だ。それで資本主義社会で勝ち抜けるなら選択肢として残っただろうが、平成の長期低落傾向(失われた30年)が日本社会に決断を迫ったと理解が可能だ。このような環境下、若いときに自己の能力特性を発見し、それを磨いて専門性を高め能力的に尖った人材にならないと食いはぐれるということを意味している。シニアライフの視点で見れば、老後資金として退職金や企業年金も縮小されるだろうが、高めた専門性でシニアライフでも一定の仕事が得られると推察される(→長めの視点が必要)。一方で、子供に対する職業アンケートで上位に「会社員」があった。これでは時代についていけない!
【今日の1日】7時起床。家事一般。朝風呂。朝食。SNS受発信。エッセー書き。移動準備。新中野-昼食@海老名SA-箱根峠。夕食。 (一言)霧の箱根だ。