日経の春秋。「中国の古典に「争臣七人」という言葉がある。争臣は君主に耳の痛い意見を言える臣下のこと。でたらめな王様も、争臣が7人いれば天下を失うことはない。この話を聞いた唐の太宗は政務に必ず諫め役を加えることにした。その治世は、中国に空前の安定をもたらす。トップが周りの意見を聞かず、臣下もおべっか使いばかりだと国は滅んでしまうと語った太宗である。その帝王学はすぐれた組織論として現代でも人気だ。企業経営者にも信奉者は多い。もっとも忖度がなお社会に根強いのをみれば、理想と現実の落差も実感する。度量を備えた上司と部下がそろうことはそうないのだろう。「おまえはクビだ」と叫んできたリーダーの下に、さて争臣はどれだけ入るのか。トランプ氏の次期政権像が徐々に浮かんできた。意に沿う人物の登用が連日報じられる。きのうはカナダにまで追加の関税を課すと伝わった。議会も上下院で共和党優位だ。歯止め役が見当たらぬまま、世界を振り回す劇場の再開が近づく。先方の臣下の戒めが期待薄なら、こちらはこちらの主張を同盟国としてうまく訴えていくほかない。直言型で、対等な日米関係が持論の石破首相である。異端児の懐に飛び込む難しい立ち回りをどう演じるか。「信用されないうちに諫めると、相手は悪口を言われたと感じる」。中国にはそんな古い箴言(しんげん)もある。悩ましい。」
その通りだよなー。
【今日の1日】晴。6時半起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。朝食。本日の企画。移動準備。昼食。ゴミ捨て-海老名SA-下目黒-中野-郵便局-喫茶店-歯医者-墓参り-家電店-4人宴席@赤坂見附-下目黒。夕食。就寝。(一言)
【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか? ヒトの進化からみた経済学 P・シーブライト
【OUTPUT】マンダラチャート維持