ネット情報。「我々自身のことを人や人間と呼びますが、カタカナで『ヒト』と表記した場合には、生物種(動物界-脊椎動物門-哺乳綱-霊長目-ヒト科-ヒト属-ヒト種)としての我々の種(ホモ・サピエンス※)を指しています。 また、『人類』という用語は大昔のヒトの祖先から現在のヒトまでを集団としてとらえた概念です」。
※ アフリカの乾燥化に伴い、森林の縮小・サバンナの拡大を背景に森林生活からサバンナでの生活へ、生活環境を変えざるを得なかったことを背景に、600万年前にアフリカでチンパンジーから分岐したヒト科(←2000万年前にテナガザルと分岐し、1500万年前にオラウータンと分岐し、900万年前にゴリラと分岐した)が進化を続け、250万年前ヒト属が現れ(→アフリカを出たものもあったが絶滅)、20万年前にアフリカでヒト種/ホモ・サピエンスが出現した(→10万年前から全世界に拡散。そのあたりから言語をもった)。
ヒト科-ヒト属-ヒト種(ホモ・サピエンス)は、脳/心の働きを高度/複雑に進化させ、個体間の協力を梃子に、食物連鎖を勝ち抜き、ネアンデルタール人絶滅後/弓矢を発明した1.3万年前に食物連鎖の絶対的な頂点(食うか食われるか・狩るか狩られるかの世界から脱出。世界人口500万人)に立ち、1.2万年前に狩猟採集生活から農耕定住生活に移りその勢いを加速させ、500年前からの科学革命で更に加速度的に文明を築き上げて現在に至っている。人口増加曲線は科学革命を経て産業革命以降に急カーブを描き今日の人口爆発に至った(世界人口は18世紀後半/産業革命前夜で7-8億人。現在80億人)。
「ホモ・サピエンス/ヒト科が食物連鎖の絶対的頂点1.3万年間」÷「ヒト属の歴史250万年間」=0.52%≒7分間in1日24時間。(通常、生物の進化は、かなり長時間をかけて起こるが)この文明の垂直的な発達は、人類史を1日とするとほんの数分間の出来事でなので、進化が追いつけるわけがなく、人間の心身は、ほぼ狩猟採集(食うか食われるか・狩るか狩られるかの)生活(農耕生活の200倍超の期間)の時のままである。
人間は、生まれて物心つけば、教育による文明の知見へのキャッチアップ、組織内での立ち振る舞いを学び、分業社会(具体的には、貨幣経済・資本主義等)への適応・実践を迫られる。私が、それに60年間どうにか対応して、卒サラ@還暦の前後で感じたのは、「ヒト」への関心・興味だ。具体的には「ヒトにDNA的に刷り込まれていることに対する洞察を深めれば、もっと心穏やかに生きれるはずだ」と言うか仮説だ。
それから2年間が経過し、その仮説が正しかったと今感じている。その仮説を梃子に多くを学んだ。ヒトのもともとの欲望は他の動物同様に生存と生殖(食と性)、そのためのヒトの方法論は脳の拡大と個体間協力、ネガティブバイアス(=リスク管理)、過去と未来を持っていること(⇔今に集中、自己の将来の死を知っている)、想像力・新しいもの志向(→文明発展)、言語(→思考・コミュニケーション→概念/目に見えないもの理解→巨大組織・経済運営)、文明がテイクオフした時に人類は150人程度の集落で平等的に生活していた(=自然体で付き合える人の数は150人程度。その中の共同生活で生まれた他者比較)、自己意識・自我・自己所有感。。。このあたり、本にまとめたい!
【今日の1日】晴。6時半起床。朝食。庭整備。洗車。昼食。家内整理。11月の予定調整。夕食。就寝。(一言)
【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)どんな逆境でも、最高のパフォーマンスを発揮する 心を「道具化」する技術
【OUTPUT】マンダラチャート維持