昨今、日本の大企業では、(戦後に作り上げた高度成長型雇用モデルである)メンバーシップ型から(世界で一般的な雇用モデル)ジョブ型雇用への移行期だ。私は、現役時代に両方(日系銀行31年間、外資証券6.5年間)を経験したのでその違いを肌で理解している。メンバーシップ型雇用体系のメリット・デメリットは、まさにChatGPTが言うとおりだ。一方で、ジョブ型の場合には、自身がキャリアプランをしっかり作り、自主的転職で厳しくそれを実行していく必要があるし、人材会社に定期的にコンタクトして、自身の技能に関する需要・価格をチェックする必要もある。つまり、メンバーシップ型に慣れた人にとっては面倒くさいと思われることをしなければならない(=メンバーシップ型とジョブ型は別世界だ)。
ChatGPT:
メンバーシップ型雇用は、日本の企業で伝統的に採用されている雇用形態で、職務を限定せず、長期的な雇用と人材育成を前提としています。これに対し、欧米では ジョブ型雇用(職務を明確に定めて採用する形態)が主流です。
以下、メンバーシップ型雇用のメリット・デメリットを整理します。
メリット
1. 雇用の安定性が高い
- 長期雇用を前提としており、解雇リスクが低い。
- 一定の年齢まで給与が上がり続けるため、生活設計がしやすい。
2. 幅広い経験を積むことができる
- ジョブローテーションにより、様々な部署や業務を経験できる。
- 専門外の仕事にも適応しやすく、ゼネラリストとしての成長が可能。
3. 組織への忠誠心が生まれやすい
- 長期間にわたり会社と共に成長するため、帰属意識が高まる。
- 企業文化の浸透がしやすく、チームワークが強くなる。
4. 長期的な人材育成が可能
- OJT(On-the-Job Training)を通じて、じっくりと社員を育てることができる。
- 企業独自のノウハウを継承しやすい。
デメリット
1. 成果主義と相性が悪い
- 年功序列が基本のため、成果を上げてもすぐに給与が上がらない。
- 優秀な若手が評価されにくく、モチベーションが下がることがある。
2. 専門性が身につきにくい
- ゼネラリストとして育成されるため、特定のスキルや専門性を深めにくい。
- 企業を離れると、市場価値が低くなることがある(転職しづらい)。
3. 柔軟な人材配置が難しい
- 年功序列や社内調整が優先され、適材適所の配置がしづらい。
- 「ポストが空くまで昇進できない」などの問題が発生しやすい。
4. 企業の負担が大きい
- 長期雇用を前提としているため、不況時でも簡単に人員削減できない。
- 高齢社員の人件費が増大し、若手への投資が難しくなることがある。
まとめ
メンバーシップ型雇用は 「雇用の安定」と「組織の一体感」 を強みとする一方、 「専門性の不足」や「柔軟性の欠如」 といった課題も抱えています。現在、多くの企業が ジョブ型雇用 を取り入れつつ、メンバーシップ型と組み合わせたハイブリッド型に移行しつつあります。
【今日の1日】晴。5時半起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。朝食。本日のイベント企画。昼食。23人パーティー@西新宿。就寝。(一言)
【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか by 今井むつみ・秋田喜美
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