世界観・人間観・人生観

このブログを通じて深めてきた私自身の、世界観・人間観・人生観を小まとめしておく。

世界観・・・歴史46億年の地球上に、(その尺度で言うとつい最近)食物連鎖の頂点に立ったホモサピエンスが、生物進化のトレンドをテイクオフして、文明(人知が進んで、精神的・物質的に豊かな生活になった状態)を築いている。250万年前ほど前に初めての(今の人間と大きく変わらない)人類が現れた。7万年ほど前に現れた新人のホモサピエンスが、他の人類を絶滅に追いやり、食物連鎖の頂点に立ったのは1.3万年前(この250万年間、人口は概ね500万人)。1.2万年前に農業・牧畜を開始し(←狩猟・採集)、人口増加が始まり、その後の産業革命以降(産業革命前夜で7-8億人レベル)、人口が爆発的に増加し現在の80億人レベルに(将来110億人でピークアウト!? 昨今、環境負荷の限界が意識されるようになった)。エネルギー利用の進展「火の利用→農耕・牧畜生活→産業革命(←工業・交通革命←動力革命←科学技術)→電気の利用(→場所の制約↓)」。通信技術利用の進展「郵便・電話・FAX・テレビ・ラジオ→携帯電話・インターネット(→場所の制約↓)」。(人里離れた)箱根峠宅の生活を通じて(場所の制約の少ない技術である)電気・携帯電話・インターネットが現代社会の必須アイテムであることが分かる(人里離れたところで一定の文化レベルを維持して生活することは最先端なこと!?)。農耕・工業革命を経て大量生産・消費・廃棄の現代文明社会では、各人が約百人力のエネ ルギーによってその豊かさを支えており、その大半が大昔に蓄積され た化石燃料によってまかなわれている。

人間観・・・「ホモサピエンスが食物連鎖の頂点1.3万年間÷人類の歴史250万年間=0.52%≒7分間in1日24時間で、この文明の発達は、人類史を1日とするとほんの数分間の出来事」であり、250万年の歴史の最終部分で超急上昇イメージ。その結果、人間は、①動物として遺伝子にコントロールされている基本部分(個体・種族繁栄)と、②250万年におよぶ狩猟・採集時代にすり込んだ部分(食うか食われるか的生活、最大150人のコミュニティーで協力的・平等的な生活、利用道具・手段のレベルアップ)と、③農業・牧畜を開始して以降の文明(食物連鎖の頂点、生産余力・人口増加、富の蓄積・格差、分業≒貨幣社会、大きなピラミッド組織運営、加速度的変化、学校教育、精神世界←狩猟・採集時代に神の概念・宗教なし)でコントロールしている/されている部分がある。「人間は複雑!」と言われる所以だ。具体的には、①に対応して、遺伝子は種族繁栄の為に個体を競わせる様に仕向けている(発展の原動力でもある。プロスポーツに親近感)。②の中で人間は(最大150人のコミュニティーの中で)他の個体と高いレベルで協力して成果をえることを学んだ(他人の心が読める、共生、他利発想)。つまり、個体は①競い合うと同時に②協力もする。また、我々は現在、③の環境(脱食うか食われるか、余裕but経済格差、全体把握が難しい大組織運営・分業社会化、教育・文化による文明継承、宗教等精神世界←脱食うか食われるかで余裕があるがゆえに、心の置き所に困っている)の中で生きている。

人生観(精神面)・・・自己をしっかり観察・認識し、分業・貨幣社会を、精神性とのバランスを取りながら(←昨今発展めざましい脳科学の知見⇔宗教等精神世界に丸投げ)、個人哲学を深化・実践し生を全うすべき。特に、(時間的余裕のある)シニアライフにおいては「既製服」の宗教ではなく、昨今発展めざましい脳科学の知見も取り入れて「オーダーメイド」の個人哲学を真摯に磨くべき。一般に、人は開祖・教義・救済をストーリー・パッケージとして語る宗教というものに残念ながら手っ取り早く耳を傾けやすい(→傾倒する人は、他者が作った腹落ちするには難解な教義・ストーリーを理解してそれを実践することに多くのエネルギーを使ってしまい、自身の個人哲学追求の余力を失い、多くの場合、強いが薄っぺらなイメージの人間になってしまう。また、場合によってはカルト宗教等の術中にはまって身動きが取れなくなってしまう)。日本人は、一般に、八百万神(やおよろずのかみと読むが、文字が言うのは8 million Gods!)を生んだ気候風土の中で、歴史を通して蓄積された生活の知恵なのか「宗教とつかず離れず」と曖昧な宗教的態度をとりながらも「宗教心」や精神性を総じて大切にする(深入りはしないが意識はする/参考にするイメージと理解)。個人的にはそれを(宗教を捉えるフレームワークが世界の主流である一神教と異なっているがユニークでその気候風土にマッチした宗教的態度として)ポジティブに評価している。一方で、繰り返しになるが、昨今発展めざましい脳科学の知見が自己認識・コントロールの為に大いに有益と考えている(ブッダの教え・瞑想・マインドフルネス等は、結果として脳科学の知見を使っていると解釈することが可能!?)。

【今日の1日】6時起床。情報収集by新聞・TV。ブログ書き。朝食。収穫野菜の食財化。仕込み料理。トレーニング。読書。昼食。ブログ書き。重要郵便受取・対応。昼寝。読書。夕食(自家製ホウレンソウのお浸し、ホッケ焼き、ホルモンの自家製サンチェ巻き、ご飯)。脳科学に関するYouTubes視聴。夕風呂。 (一言)昨日は、相撲で高安優勝逃す、サッカーでコスタリカに敗退とサプライズの連続だった。昨日の侍ジャパンはパス回しの大きさが小さすぎた。

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