人類の歴史

自分を深めるには人間を知らねばならず、そのためには脳(脳科学)への洞察が必須と思ってきたが、最近は、さらに進めて脳を知るには人類の歴史を知らなければダメと思うようになった。

250万年前ほど前に(今の人類と大きく変わらない)初めての人類が現れた。7万年ほど前に現れた(ヒト族としては)新人のホモサピエンスが、他の人類を絶滅に追いやり、食物連鎖の頂点に立ったのは、1.3万年前ぐらいと言われている(最後はネアンデルタール人vsホモサピエンス)。その後、ホモサピエンスは1.2万年ぐらい前から始まった農業革命(←狩猟生活)でその勢いを加速させ、500年ぐらい前からの科学革命で更に加速度的に文明を築き上げた。「ホモサピエンスが食物連鎖の頂点1.3万年間」÷「人類の歴史250万年間」=0.52%≒7分間in1日24時間。(通常、生物の進化は、かなり長時間をかけて起こるが)この文明の発達は、人類史を1日とするとほんの数分間の出来事でなので、進化/DNAが追いつけるわけがなく、人間の心身は、ほぼ狩猟(食うか食われるかの)生活(農耕生活の200倍超の期間)の時のままと言われている。ゆえに、脳はホモサピエンスを人間を食物連鎖の頂点に押し上げた立役者だろうが、食うか食われるかの生存競争を勝ち抜くために発達してきた器官(歴史を引きずっている。人類は知的設計の結果でない。脳は情報処理目的に作られたコンピューターとは似て非なるもの)であり、未だ食物連鎖の中でもまれている状態を想定している(心理メカニズム)!?

話しは拡大する。ホモサピエンスの急激な進歩に、生物界も対応しきれなかったし(→独走を許した)、人類自体も(DNAに刷り込む間なく発展を遂げたので)自らに不安定さ(成長痛的!?)を内包していると思われる(←人工的・後天的、「常識」・習慣・文化等で補強)。幸い、人間は他の動物比幼年期がとりわけ長く(←胎児が未熟な状態で出産←産道が細い←内臓を保持するために骨盤底を発達させる必要←直立二足歩行)、幼年期にDNAによらない人工的・後天的な刷り込みが可能。したがって、幼少期の教育(←人間の最新実態と古い脳のギャップを埋める)にまだまだ工夫の/科学が入る余地があるのかもしれない(闘争→信頼・協力、自利→他利、知見・科学の利用制限等)。

【今日の1日】3時起床。SNS対応。ブログ作成。朝食。農園(収穫・栽培・ネット張り)-ランチ-ゴルフ練習(3時間/500球)。前職関連(メール1件処理・源泉徴収票受領)。相撲鑑賞。夕食。阪神-広島戦観戦(糸井嘉男引退セレモニー←プロ野球19年間、引退判断の難しさは理解!)。

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