婚姻40年間というのは、人間としても人生の大半を共にしてきた関係であり、「愛情」や「感謝」だけでは表しきれない、もっと複雑で多層的な感情が交錯する段階。① 時間の積み重ねが生む「一体感」と「距離感」。。。一体感:長年の生活リズム、好み、習慣が重なり、言葉にしなくても通じ合う安心感。「家族」以上の存在感。距離感:一方で、あまりに近すぎるために「刺激」や「新鮮さ」が薄れ、互いに見えていない部分も生じる。「空気のような存在」は、賛否含め、40年間経った夫婦の象徴的表現。②感情の変化:恋愛 → 信頼 → 共存。。。若いころの「恋愛的愛情」はすでに形を変え、「情」「信頼」「感謝」へと熟成。互いの弱さや欠点を含めて受け入れられる関係。ただし、「慣れ」と「甘え」が裏表の関係にあり、感謝を言葉にしないことで摩擦も生じる。「もう言わなくてもわかる」ではなく、「今だからこそ言葉にしたい」が心の奥にあることも。③役割変化に対する再調整。。。子育てが終わり、「夫婦二人だけの生活」に戻る段階。夫は「引退」「家にいる時間の増加」、妻は「家事・介護・仕事・自分時間」と複雑化。新しいリズムを再構築する時期であり、「第二の夫婦関係」が始まるとも言える。「もう一度二人の関係を作り直す」ことが、長寿夫婦の共通項。④感謝と後悔が交錯する。。。感謝:「よくここまで一緒に生きてくれた」「支えてくれた」。後悔:「もっと優しくできた」「一緒に楽しむ時間を持てばよかった」。この「両方を抱えられる」ようになるのが40年間夫婦の成熟。「ありがとう」と「ごめんね」が自然に同居できる関係。⑤到達点としての「静かな愛」。。。40年間を越えると、恋愛や義務の枠を超えた「静かな愛」。それは、相手の存在そのものを受け入れる。言葉ではなく、行動や空気で伝わる。「共に老いていく」ことを自然に受け止めるという段階。「一緒にいて、気を使わず、でも気が抜けすぎない」これが理想の終盤戦の夫婦関係。
【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。オイルうがい。朝食。ゴルフ-自宅-小田原駅-買物。夕食。就寝。(一言)ゴルフ!
【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)心配事の9割は起こらない 枡野俊明
【OUTPUT】マンダラチャート維持
