孤独と不安

ある人から「孤独と不安と友達になる」という言葉を聞いた。

人間は、一人で生まれて一人で死んでいくし、高度に発展した脳で、自己が死ぬことや各種概念(孤独という概念も)を含めて高度な認知力を持っている。また、人間は、家族関係に加えて友人関係(人間オリジナル!)通じて複層的で広範な脳内世界を構築する(友人の世界・人生・価値を感じ、また、自身のそれらを他者に提供→人類の文明発展の仕掛け)が、逆に言えば「孤独」感となり合わせとも言える。間違いなく「孤独」は人生の本質を示す言葉だ。

「不安」は心理学でいうネガティブバイアスの結果、必然的な感情だ。今でこそ、食物連鎖の頂点に位置している人間だが、太古の昔はそうではなかった。ネガティブな思考は、そんな昔の先祖達からのDNA的な名残りだ。生死に関わることの多かった時代に「過去の失敗を記憶しておく」「最悪のケースを常に想定しておく」という行為・知恵こそが、安全度が相当程度向上した現在に生きる人達のネガティブ思考の源流だ。人間は、ヒト科(900万年の歴史)-ヒト属(250万年の歴史)-ヒト種(20万年の歴史)の歴史の中で、最近(数千年の間に)急速に分明を発展させたので、今だ新たな環境に生物的に適応しきれていないのだ。つまり、過度に不安症。

【今日の1日/晴】6時起床。家事一般。情報byTV・新聞。サイト運営。SNS受発信。朝食。片付け。昼食。(電子的)読書。夕食。就寝。(一言)昨日は、霧の中で、2か月ぶりのゴルフ。若干疲れが残る。本日、休息の一日。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です