必要・十分

「シニアライフの失速」というのは、加齢に伴う自然な衰えだけでなく、身体・心・社会・経済・環境のバランスを崩すことにある。①身体・健康面。。。慢性的な病気や体力低下:特に運動不足や食生活の乱れが影響。予防を怠る:検診や歯科、リハビリなどを後回しにして重症化。フレイル化:筋力・栄養・社会性の低下が複合的に進む。②心・精神面。。。目標喪失:仕事や子育ての役割が終わり、生きがいを見失う。孤独感:配偶者や友人との死別・疎遠化。過度な不安や悲観:健康やお金への不安が思考を支配。学びや好奇心の停止:新しいことを避け、世界が狭くなる。③社会・人間関係。。。交流の減少:地域・趣味・親族との関わりが細くなる。世代間の断絶:若い人と接点を持たない。「自分の居場所」の喪失:組織や地域で役割を持てない。④経済・生活基盤。。。収入源の急減:年金以外の準備が乏しい。過度な節約や浪費:安心感を持てず生活の質が下がる。生活拠点の不安定:住まい・二拠点生活の維持困難。⑤環境要因。。。介護負担:配偶者や親族の介護で自分の生活が圧迫される。地域環境の変化:交通や買い物の不便さが増す。社会の急激なデジタル化:ついていけず孤立感を覚える。

「失速せずに生き抜くこと」はシニアライフの必要条件。「どんなふうに味わい、分かち合い、整え、受け入れていくか」が、シニアライフの十分条件。①「失速しない」ことの意味。。。身体・心・社会的な衰えに抗う努力を続ける。好奇心や学びを止めず、前向きに生活を維持する。人とのつながりや役割を失わずにいく。これらは、人生の「維持目標」。②人生の終盤においては、単なる「維持」だけでなく、むしろ、味わうこと:自然、日常、家族との時間を深く楽しむ、分かち合うこと:経験や知恵を次の世代に伝える、整えること:身辺や心を整理して、心穏やかに過ごす、受け入れること:衰えや死をも自然な流れとして抱く。これらは「成熟目標」や「完成目標」。③「目標」をどう定義するか。。。若い頃は「成長」「達成」が中心。シニア期は「失速を防ぐ」ことが大事だが、それだけでは空虚にもなり得る。むしろ「どういう終盤を迎えたいか」という価値観の表現こそが、人生の目標になりやすい。

【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。オイルうがい。朝ヨガ。朝食。ゴミ捨て-ヨガ-昼食-買物-ジム-買物。阪神タイガース観戦。大相撲観戦。夕食。就寝。(一言)阪神、執念の引き分け。

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)自律性を整える。Tarzan 特別編集

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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