意味を求める

人間は「生き延びる」ためだけでなく、「意味を求めて生きる」存在。「人は生きる意味を問い、意味を見いだすことで困難を乗り越える。」単なる生存(survival)を超えて、「なぜ生きるのか」「自分は何のためにここにいるのか」といった問いを人間が本質的に抱えることを示している。生物学的には食べ、眠り、子孫を残せば目的は果たせる。しかし人間は、愛や創造、信仰や使命、物語の中に自分を位置づけることで、「生きる価値」を感じようとする。この観点に立つと、「意味のある生」とは、生きるためのもう一つの軸であり、文明や文化、宗教、芸術、倫理など、あらゆる人間活動の根源にあるとも言える。

人が「生きる意味を問う」のは、自らが有限であり、意識を持ち、他者や世界と切り離されているという、他の動物には見られない独特の条件を生きているから。自己意識の存在。。。人間は「自分が存在している」と意識できる数少ない存在。さらに、「いつか死ぬ」ことも理解。この自己意識と死の自覚が、逆に「生きる意味は何か?」という問いを生み出す。「私はなぜここにいるのか?」「何のために生まれたのか?」これは、自己意識と時間意識を持つ者にしか起こらない問い。②不確実性のなかでの選択。。。人間は未来が読めない中で、選択を重ねて生きる。選択肢があるということは、基準が必要。その基準を自ら問うとき、「自分にとっての意味」「何が価値あるか」という方向性が不可欠。③社会的存在としての人間。。。人は完全には一人で生きられず、他者との関係の中で自己を定義。その中で「自分が社会や他者にとってどんな意味を持つのか」「誰かの役に立っているか」という問いも生まれる。④「意味」によって苦しみに耐える力が生まれる。。。人は生きる意味を持つことで、苦しみや困難を乗り越えることがでる「意味がなければ、苦しみはただの「痛み」で終わるが、意味があるとそれは「物語」に変わる。⑤本能を超えた存在。。。他の動物は本能のままに食べ、繁殖し、生を全うする。人間もその面を持つが、文化、宗教、芸術といった「超本能的」活動を行う。これは、人間が「生きるだけでは足りない」と感じる存在である証。こうした条件が重なることで、人は「なぜ生きるのか」「どう生きるべきか」という問いから逃れられない存在になる。

【今日の1日】晴。5時半起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。朝食。原稿書き。ドックラン建築見学。昼食。隣家と談笑x2。庭整備。夕食。就寝。(一言)ドッグラン99%完成!

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか by 今井むつみ・秋田喜美

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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