最近の問題意識は感情。そもそも人間にとって、感情って何?「扁桃体は、何かを見たり聞いたりしたとき、それが生存に関わる重大なものであるかを一瞬のうちに評価。感情には、ものごとを瞬時に評価するという機能がある。好ましい対象には好意的な感情、好ましくない対象には不快な感情が発生し、それによってその後の行動が決まる。感情を作り出す中心的な働きをするのが、扁桃体で、その反応速度は極めて速い。本人がなぜ驚いたのかわかるより前に、体が反応していることもある」と。つまり感情とは、扁桃体が下した評価を体に瞬間的に伝えるメッセージ。生き物のしくみとしては、何より生存が優先/優位性の確立が大切。一方で、扁桃体の興奮を抑えるのは、前頭前野の働き。「自動的に抑えるしくみと、意図的に抑えるしくみ、人間はどちらも持っている。でも意図的に感情を抑えても、なかなかうまくいかないず、頼りになるのは自動制御で、瞑想はこの自動制御能のトレーニング」と。逆に、自動制御能を下げてしまう要因の代表例は、ストレスで、頭が疲労困憊すると、感情も暴走しがち。。。
感情も、また、ネガティブバイアス(人はポジティブな情報よりも、ネガティブな情報に注意を向けやすく、記憶にも残りやすい性質を持つ、ということを表す心理学用語)も他者比較(人は自分と他者を比較することにより自分の能力の程度や意見の妥当性を評価
しようとする)も元々、生存を確保するするための仕組だ。また、話はややそれるが、「人は危険回避のためにあらゆる方向に意識するので、集中は不得意」と。農作業で分かったが、確かに(一工程ずつ集中して完了/仕上げていくより)細切れにした仕事を連続した方がが全体として効率性が上がる。この様な人間が動物として持っている特徴をしっかり認識/コントロール/使い熟し、人間社会の中でうまく納まりをつけていく人を人格者/人間有段者というのだろう。
【今日の1日/晴】6時半起床。家事一般。情報byTV・新聞。サイト運営。SNS受発信。叔母相続案件対応。おひとり様ヘルプ案件対応。健康診断-朝食。宅配受取・展開。昼食。布団整理。大家事務。会社事務。スイム+11人宴席@田町。就寝。(一言)本日、健康診断≒人間ドック。胃カメラは、別途公的補助で済み。