教育

初孫が視野に入ったところで教育について改めて考えてみる。約40年前、私が大学生であったころから比べても知的環境は大きく変化した。調べものは図書館の書物でvsインターネット環境のあるところでPCで+書物は検索能力の高いデジタルでかつ動画も利用。また、教育現場でも、受け身の詰込み型教育から主体的に「生きる力」をつける教育(「主体的・対話的で深い学び」により「何ができるようになるか」を明確化することを主眼に置いた教育)への変化してきた。プログラミング、ダンスなど40年前になかった科目も出現。減点方式のテストで良い成績を取ることを目的とした学習方法から「何のために学ぶのか」ということを教師と生徒が共有して、生徒自ら主体的に学ぶ姿勢を育てる事も重要な要素との位置付けとなった。学力の3要素は、①知識・技能要素、②思考力・判断力・表現力要素、③主体性・多様性・協調性と言われる。

①知識・技能要素。ネットの検索能力の高さ、および、AIの集約力をベースにすれば、知識(特に理科・社会)は広く浅くでよい。つまり、興味を持った時に深く調べることができるだけのベースがあればよい。技能(特に数学/物理・言語・芸術)については、各自トライする中で適性を自覚し、(最低限の底上げを意識しつつも)得意分野を深堀することができる枠組みが求められる。

②思考力・判断力・表現力要素。変化が激しく将来の予測が困難な社会を生き抜くには、物事の中から問題を見つけ、解決の方向性を決め、方法を探して計画を立て、結果を予測しながら実行して次の問題発見と解決に繋げられる力が求められる。ケーススタディやプロジェクト手法が有効だろう。

③主体性・多様性・協調性。他者とのコラボ力を育成することが求められる。培った知識・技能をもとに、思考力・判断力・表現力を使って情報をもとに自分の考え方を作り上げ主体的に学んだ上で、さまざまな考え方を理解したり、多様な方法で自分の考えを表現してグループとしての意見を形成したりといったことを訓練する必要がある。

現状、日本の人材は私を含めて悪く言えば広く浅くの「素人的」な人が多い。一方、欧米は狭い範囲ながらもっと良い意味で尖がった人材イメージが強い。日本も欧米型に近づいていくと思う。

【今日の1日/曇・雪】6時半床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。雪の状況チェック。朝食。ガソリンスタンド-買物-昼食・喫茶-ゴルフ練習。夕食。就寝。(一言)睡眠を十分とると、エネルギッシュにクリエイティブになる!

【短期目標=足元】まずは身体のことを考え、動きながら考える。大きなグランドデザイン+目的軸を意識しながら今に集中する(不用意に、過去・将来に思いを馳せない)。「第一の矢」(潜在意識→感情→顕在意識)は受けるが「第二の矢」(過去・将来に無駄な意味づけ)は受けない。結果として「人間≒脳≒心」に対する洞察および「心の平穏+生きる推進」を得る。「知識+技能+道具+思考+協調=世界観+生活=習慣」を意識。予定を入れることは期日を意識することになるので重要。【中期目標=日次】INPUT⇔OUTPUTの好循環→ブログコンテンツ蓄積↑(言語力)。箱根峠宅の庭構築・利用↑(空間力)。家計認識・運営↑(数字力)。【長期目標=年単位】人生の結章:ブログ→「卒サラ@還暦してわかった人間≒脳≒心! 人類学と脳科学の知見で世界観を作ってみた」を出版(内省力、科学的知見を梃子に人間を哲学する)。ファミリーツリー運営+自然と共生/神道・神社で自然のパワーを認識。【メモ=死を知っているのは人間だけ】70才まで9年弱、80才まで19年弱、90歳まで29年弱(初孫28才)、100才まで39年弱。

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