決断後

人は大きな決断をした後、いつも『これでよかったのか』と悩むものだ。この心の作用には、いくつかの心理的なメカニズムが関係している。悩むことで自分の価値観や判断基準が見直され、次の選択に生かされる。「悩むこと=悪いこと」ではなく「深く生きている証」。

①選択のパラドックス(決断の重み)。。。選択肢が多いほど、選んだ後に「他の選択肢の方がよかったのではないか」と考える傾向がある。特に人生を左右するような大きな決断では、失った可能性(機会損失)に心がとらわれやすくなる。②認知的不協和
。。。自分の決断と、心のどこかにある「別の選択肢の方が良かったかも」という感情が食い違うことで、不快感が生じる。この不快感(不協和)を解消しようとして、繰り返し悩んだり、決断を正当化しようとする。③未来が見えない不安。。。決断は常に「未知の未来」に対する選択。先が見えないからこそ、「今は正しいと思ったけれど、後になって後悔するかもしれない」と心配になる。この不安は本能的なリスク回避反応。④責任の重み。。。「自分で決めた」という事実が、逆に悩みの原因になることもある。誰かに決めてもらったことなら「仕方ない」と思えるが、自分で選んだことであれば、結果に対する責任もまた自分に返ってくるため、慎重になり、後悔を感じやすくなる。⑤自己イメージと現実のズレ。。。「自分はもっと賢く選べたはず」「もっと良い選択をするべきだった」という理想の自分とのギャップが、心に引っかかることがある。これはプライドや完璧主義にも関係。

【今日の1日】曇。5時半起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。朝食。庭整備。昼食。考え事。庭整備。大相撲観戦。夕食。阪神タイガース観戦。就寝。(一言)不動産一部売却へ。

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか by 今井むつみ・秋田喜美

【OUTPUT】マンダラチャート維持

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です