熱量

最近、「熱量」と言う言葉がよく使われる。「熱量」の源泉は何?「熱量」という言葉は、かつては物理的な「熱エネルギー」を指していたが、近年の人間や組織の文脈では「内から湧き出るエネルギー」「情熱」「行動を駆動する力」という意味で使われる。 「熱量」の源泉はどこにあるか? 心理学・神経科学・哲学的視点を重ねると、「熱量」は次のような多層構造を持つ。

① 生命的 体調・本能 生命のリズム 一時的・瞬発型
② 心理的 意味・価値観 内発的動機 継続的・自発型
③ 社会的 共感・仲間 共鳴・承認 増幅・持続型
④ 精神的 超越・奉仕 無我・静かな情熱 静的・深層型

① 本能的源泉:生命エネルギー。。。最も根源的な熱量は、「生きたい」「動きたい」という生命の根。狩猟採集時代、人間は食べる・繁殖する・守る・仲間とつながるの行動に「快楽」を結びつけることで、生存を維持した。現代でも、身体が健康で、睡眠・栄養・運動が満たされていると、自然とエネルギーが湧きます。一方で、 身体が枯れると、心の熱も冷える。② 心理的源泉:意味の発見。。。次の層は、「自分が何のために生きているか」という意味づけの力。人は「これは自分にとって大切だ」「やる価値がある」と感じたときに、脳の報酬系が活性化。これはドーパミンによる内発的動機で、外からの命令ではなく、自らの価値観に根ざすエネルギー。 熱量=意味 × 行動。③ 社会的源泉:共感と共鳴。。。人の熱は、他者との関係の中で増幅。自分の想いに共感してくれる仲間、励まし合う関係、誰かに「伝えたい」「役立ちたい」という感情。孤独では持続しない熱も、共鳴があると長持ち。 共鳴は熱を維持する炉。④ 精神的源泉:自己超越。。。さらに深い層では、「自分を超える目的」。たとえば、「子や次世代に何を残せるか」「社会や自然にどう貢献できるか」そうした超個人的な意義を感じると、人は静かながら強靭な熱量を得る。老年期における成熟した熱はこの領域から生まれる。 熱量の成熟=自我の超越。

【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。オイルうがい。朝食with知人。温泉(含む、昼食)。昼寝。夕食。阪神タイガース観戦。就寝。(一言)

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)心配事の9割は起こらない 枡野俊明

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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