瞑想状態

瞑想とはDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)が発する情報(思考・感情・自己言及的な連想)に反応しない(同一化しない)状態。DMNは止められない(思考は自然に生じる)。しかし、瞑想により「反応せず、距離をとる」能力を鍛えることができる。

①DMNとは何か。。。DMNは、脳が「外界への課題遂行をしていないとき」に活動するネットワーク。主に以下の領域が関係:内側前頭前野(自己意識・内省)、後帯状皮質(自己と他者の区別、記憶の参照)、海馬(過去・未来の想像)。このネットワークが働くと、「あの時ああすればよかった」「これからどうしよう」「自分はどう見られているか」といった自己中心的・時間を越えた思考(マインドワンダリング)が発生。言い換えれば、「自分」というストーリーを絶えず語り続けている脳の自動ナレーション機能。②瞑想中に何が起こるか。。。瞑想状態に入ると、DMNの活動が抑制される。一方で、注意ネットワーク(前頭前野外側や前帯状皮質)が活動し、「今この瞬間に注意を戻す」力が高まる。つまり、瞑想とは「DMNが発する思考を止めること」ではなく、それに反応せず、ただ気づくこと。反応(=感情・判断・連想)を起こさず、「思考が生じては消える」プロセスを観察する。③結果としての脳状態。。。継続的な瞑想により:DMNの過活動が静まり、過去や未来への執着が減る。注意ネットワークとDMNのバランス調整力が向上する。「自己物語(ナラティブ・セルフ)」から一歩離れた「観察者的自己(メタ認知的セルフ)」が強まる。結果として、心のざわつきが減り、今ここ(being)に落ち着くという体験が生まれる。

【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。オイルうがい。朝ヨガ。朝食。会社事務。昼食。買物。ドラフト会議視聴。夕食。就寝。(一言)

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)心配事の9割は起こらない 枡野俊明

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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