石器時代の脳2

「人問の行動=生まれもった人間の本性・遺伝子(≒石器時代の脳※)x環境」とすると、「生まれもった人間の本性・遺伝子」サイドから考えると、環境が石器時代→(農業・科学・動力・産業・情報革命を経た)現代社会へ劇的に発展済で、それを展開する土俵の変化が甚だしい(話が違う!!)ということになる。その甚だしいギャップを埋めるのが、(個々人に行われる)教育(幸い教育の余地が大きい←早熟で生まれる←産道が狭い←二足歩行)・(蓄積された)文化ということか。生まれてびっくりして、環境に必死に適用しようとする生物・人間のベクトルの上に、教育・文化(場合によっては含む宗教←賛否両論あると思うが事実として)を走らせ、自身の中に個性・人間性・社会性等を作るのか。。。なお、宗教については「暴走」リスクがあり、今、日本では旧統一教会の過度な宗教傾倒強制問題、イラン・アフガニスタンではイスラム教の女性の自由制限問題、アメリカではキリスト教信仰に基づき中絶も殺人とみなす考え方の問題が顕在化している。

昨日・今日とタイミングよく2才児が家に来ていたので、その視線で観察。確かに「石器時代の脳+教育・文化=自身の中に自身の価値観・行動原理を作る」ということだろうと感じた。2才児は言語的発信力は限定的ながら言われたことの多くは理解でき、状況判断・適応もできる。個人特性としては、何事にも好奇心を示すが実際の行動はかなり慎重で、母親が信頼をよせる相手には心を許すという行動原理が観察できた。

※ 250万年前ほど前に初めての人類が現れた。7万年ほど前に現れた新人のホモサピエンスが、他の人類を絶滅に追いやり、食物連鎖の頂点に立ったのは、1.3万年前ぐらいと言われている。その後、ホモサピエンスは1.2万年ぐらい前から始まった農業革命(←狩猟生活)でその勢いを加速させ、500年ぐらい前からの科学革命で更に加速度的に文明を築き上げた。「ホモサピエンスが食物連鎖の頂点1.3万年間」÷「人類の歴史250万年間」=0.52%≒7分間in1日24時間。(通常、生物の進化は、かなり長時間をかけて起こるが)この文明の発達は、人類史を1日とするとほんの数分間の出来事でなので、進化/遺伝子が追いつけるわけがなく、人間の心身は、ほぼ狩猟(食うか食われるかの)生活(農耕生活の200倍超の期間)の時のままと言われている。

【今日の1日】5時起床。昨夜の後処理。ブログ書き。TV・新聞で情報収集。箱根町港-(海賊船)-湖尻-(ロープウェイ)-大涌谷-(ロープウェイ)-早雲山-(ケーブル)-強羅(昼食)-(鉄道)-宮ノ下-(バス)-箱根港-(車)-小田原駅(見送り)。大河ドラマ鑑賞。夕食。 箱根観光のメインパターンを初めて経験した。

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