結婚という判断

結婚して35年だ。もし85才まで生きたら、結婚60年となる。結婚前の付き合い期間を含めると+5年=65年。ざっくりと、恋愛期(10年)+子育て期間(25年)+熟年期間(30年)。結婚するときは、「この人と一生!」と思う/思ったかもしれないが、この熟年期間(30年)の具体的イメージ(含む長さ)は、20才台では難しい!? 少なくとも、私の場合無かった。

身の回りに、熟年の仮面夫婦・実質破綻夫婦が散見される。経済的な事もあり、また、対子供を含めて社会的な事もあり、離婚はしないようだが。。。粗い仮説ながら、この熟年期間(30年)の具体的イメージを持って子育て期間(25年)を過ごさなかった結果ではないか? 簡単に言うと、妻が子育てで格闘している時に、夫が「企業戦士」等になってしまって家庭を顧みなかった、少なくとも妻がそう感じた。。。妻Tに脅されたことがある。「女は一度キレたら戻らないんだよねー」。男の「ここは一度水に流そう」みたいな発想は女にはないようだ。。。長い熟年期間(30年)をイメージできていれば、対応も変わっていたか!?

時は、平成を経由して令和。よりバランスの取れた夫婦観が広がることを望む。

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