車中会話

箱根⇔中野の移動中(90-120分間)、夫婦共にフロントガラス越しに前を見ながらの会話が夫婦間の良い調整になっているように思う。2拠点生活の想定外の効用だ。車中で運転手と助手席に座る人同士では、目の表情が見えにくい(ほとんど見えない)ため、通常の対面コミュニケーションとは違った「非言語のやりとり」になる。

【1】「目が見えない」代わりに何が働くか?
◆ 声のトーン・テンポ・間。。。目が使えない分、声の細かな変化(高さ、スピード、抑揚)が大きな意味を持ちます。「うん」の言い方一つで、関心の有無、共感、めんどうくささ、心ここにあらず…などが伝わってしまいます。◆ 姿勢・身体の向き(わずかな動き)。。。助手席の人が少し身体を運転手の方に向ける(あるいはそっぽを向く)ことで、無意識に感情が表現されます。肩の力の抜け具合や、組んだ腕、足の位置などが、意外に相手に「空気」として伝わります。◆ 沈黙の質。。。車中は無理に話さなくてもよい空間です。沈黙が「気まずい」のか「心地よい」のかは、信頼関係や関係性の成熟度によって大きく異なります。話さずにいても「会話している」ような感じになるのが、親密な関係の証でもあります。

【2】なぜ車中コミュニケーションは独特なのか?
◉ 並列座席(顔を合わせない)。。。人間は本能的に「正対」すると緊張しやすい。並んで座ることで、心理的距離が縮まりやすくなる(とくに親子・夫婦・恋人関係で)。◉ 限定空間と共有体験。。。空間が閉じられており、同じ景色・時間を共有しているため、言葉が少なくても一体感が生まれる。このことが、深い話が自然と出やすくなる要因になっている(特に夜のドライブなど)。

【3】会話の質やテーマにも特徴
運転者は注意力を運転に使っているため、雑談や軽い話が中心になりやすい。一方で、緊張感のない空間ゆえに、普段言いにくいことを切り出せる場面にもなる(特に助手席からの発言)。運転中の沈黙が長くても、それが信頼の表れであることも多い。

【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。朝食。調理。昼食。執筆。夕食。阪神タイガース観戦。(一言)阪神、勝った!

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)自律性を整える。Tarzan 特別編集

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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