大乗仏教

「ブッダは『真理』を突いたが、それ以降の仏教(特に日本が仏教としている大乗仏教)の歴史は宗教というより『文化』であるという人もある。」という認識を得て、ブッダvs大乗仏教を調べてみた。なんと、明治以前はブッダの教え(初期仏教)は知られておらず大乗仏教が日本人にとって仏教だったと。つまり、日本にブッダが説いた初期仏教の存在が本格的に紹介されるようになったのは19世紀後半、明治時代になってからとのこと。なお、現在、学術的には大乗仏教はブッダの説いた教えではないという見解が定説となっている。しかし、仏教界では「大乗仏教はブッダの教えではないにしても、その思想を起源として発展した点で、正当な仏教である」と主張しているようだ。確かに、各宗派が主張していることは、我が家の宗派である浄土宗(ただ念仏を唱えれば救われる=一神教的=ブッダの教えから、明らかに遊離している)を含めて、何を言おうとしているのか正直よくわからないことが多いが、ブッダの言動には納得感があるものが思いのほか多くある。引き続き、ブッダ(初期仏教)をフォローして行きたい(宗教としてではなく心の持ち方の教えとして)。なお、日本の輸入元の中国仏教では、宗派は多数現れたが、どれも皆大乗仏教の仏典をベースにするものばかりで大乗仏教一色。そんな中、ブッダが創始した本来の仏教(初期仏教)は片隅に追いやられ、小乗仏教(今は上座部仏教と言われる)という蔑称で呼ばれることになったとのこと。そうだったのか!

【今日の1日】7時起床。家事一般。朝風呂。朝食。役所-買物-ジム(昼食)-買物。大相撲観戦。夕食。 (一言)相撲では、静岡出身の翠富士が負けて2敗でトップながら並ばれる!

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