人間理解

この文章は、今の私の問題意識最前線に近い。ある生成AIは、「人間理解とは、人間の構造や社会システム、経済、脳の仕組みなどを理解することです。人間理解には、次のような側面があります。1)構造の問題や社会システムの問題、2)人間の振る舞い、3)
経済の成り立ち、4)脳の仕組み、5)病気や障害による変化、6)人間同士の群れや法則」と言う。

また、人間以外は宗教を持たないことから、「宗教とは何か」を語ることができれば人間理解をかなり深めたことになると思う。その意味で、この文章は面白い。曰く、「なぜ一部の人はとことん宗教を信じるのか。人間以外の動物には宗教といったものはない。宗教は、動物に比べて大きくなりすぎたヒトの脳が作ったファンタジー(空想や想像力によって生み出された物語や世界観)だからだ」。私もそのように思う。また、「ユダヤ教、キリスト教、イスラム教(これらの宗教の起源は同一で、ユダヤ教からキリスト教が派生し、キリスト教からイスラム教が派生した)などの世界宗教になった一神教の起源は、高々3300年前である。これは独裁的な帝国の出現と軌を一にしている。その前にも宗教はもちろんあったが、主としてアニミズム的な多神教で、一神教は稀であったと思われる。絶対神は独裁的な帝国のもとで、この世に絶望した奴隷状態の人々が死後のバラ色の世界を夢想したことと強い相関があることは間違いなく、それ以前の狩猟採集生活をしていた人類は、現世の暮らしにそれほど絶望していたわけではなかったので、極端な一神教は発生しなかったのであろう。現在の欧米諸国のカトリックやプロテスタントを信じている人々の多くは、別に現世に絶望しているわけではないだろうけれども、キリスト教徒であるのは、自分が暮らしている社会のマジョリティの習慣を守る方が無難だからだ。いわば、信仰はフリみたいなもので、生活をなげうってまで信心を徹底する人は稀だ。日本ではマジョリティは無宗教なので、多くの人は無神論者か形ばかりの仏教徒である」とも。

【今日の1日/雨・晴】5時起床。家事一般。情報byTV・新聞。サイト運営。SNS受発信。朝食。庭整備(昨夜の強風雨の後処理)。昼食。YouTube。夕食。就寝。(一言)阪神優勝の余韻に浸る。。。

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