シニアライフの余裕を使って、ブッダの言う通り自らの「心≒脳」をじっくり観察すると、いろいろなことがわかってくる。
脳は、①ネガティブ志向(←リスク管理志向)、②疲れやすい、③飽きやすい、④新しもの好き(→創造したものは記憶することができる)、⑤情けは人のためならず(他者との関係性を深めることにポジティブに反応/感謝・利他行動→ピンチの時にパワーが出る/個人⇔集団のエネルギーのやり取りがある←集団の協力で食物連鎖の頂点へ)、⑥エネルギーを食う(アメ車的)→省エネ志向、⑦条件を整えれば(睡眠+食事+運動+心理/脱ストレス)よく働く、⑧絵→口語→文語・文字、歴史の浅いツールほど苦手(→脳はイメージで考えている)、⑨他人のための方が自分のためよりパワーが出る←自分のためにあまり無理しない/生き延びることが最大の目標=省エネ志向、⑩天気/物理的環境の影響を結構受ける(→気分に大きく影響)、⑪1日6万回も着想をする(→物語製造機。←それもネガティブに/生きるために色々なシナリオを想定)、⑫マルチタスクは苦手(最大2つ)←平行作業にキャパシティーの限界あり、⑬想像力・創造力を具現化するプロセスは喜び(⇔いろいろな道具を開発して生き残ってきた)、⑭自走機能/自主性/やる気がある(→計画・やりたいことを書き出しておくだけで自然と達成できる。逆にそれをしないと忘れる。意識と無意識がある)、⑮勝手に沸き起こる種々の感情を理解・思考パートがコントロールしようとしている、⑯時々フリーズする→いったん離れる/一晩寝る/ストレス度を振り返る。
大乗仏教(≒日本の仏教)は、ブッダの教えが難しいからと、実質ブッダの教えとしていろいろな仮説(=各派の教義)を考案したが、人類学・脳科学が相当程度発達した昨今、ブッダの教え(=「心身の観察」を通して真実に気づく「気づきの宗教」。他の宗教のように、超越的存在はなく、気づいて悟りを求めること・悟ることが大切という価値観・教え。修行など求めていない)そのものを実践できる環境が整っていると思う。
【今日の1日】4時半起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。来週企画案件対応。朝食。宅配便到着コントロール。庭メンテ。昼食。夕食。就寝。(一言)12月だ!