「知ったつもり」に陥るのは、私達が脳の省エネを求める中で、複雑な世界を単純化して処理しようとするからだ! 逆に言えば、そこに学び直し・感じ直しの入口があるとも言える。「知ったつもり」から一歩深く入る癖をつけたい。
①言葉でラベリングした瞬間。。。「これは〇〇だ」と名前をつけた時点で、もうそれ以上見なくなる。初対面の人を「サラリーマン風だな」と思った瞬間に、固定されたイメージだけで判断しがち。②経験済みだと思い込んだ時。。。「前にもやったから、わかってる」と思うと、再確認を怠る。旅行先で「前にも来たことがある場所」だと思い込むと、周囲の変化や新しい発見を見逃す。③人に説明できる気がした時。。。本当はよく理解していなくても、「なんとなく話せそう」だと思った瞬間に、思考を止める。心理学でいう「説明の錯覚(illusion of explanatory depth)」。④多数派の意見に乗った時。。。みんながそう言っているから「それでいいや」と思考停止。ニュースやSNSで「話題の結論」が出た後、自分で調べることをやめる。⑤知識がある分野だと思って安心した時。。。専門的知識や経験を持っていると、そのジャンルではつい油断しがち。ベテラン医師が見落とす初期症状、長年の株式投資家が予想外のリスクを過小評価する、など。⑥感情が先に立った時。。。「嫌い」「怖い」「面白くない」などの感情が先にあると、それ以上の探究をやめる。「数学は苦手」と思っていると、実は面白い問題にも関心を持たなくなる。
【今日の1日】晴。5時半起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。朝食。原稿書き。ドックラン建築見学。昼食。原稿書き。ドックラン建築見学。夕食。阪神タイガース観戦。就寝。(一言)阪神、あかん。
【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか by 今井むつみ・秋田喜美
【OUTPUT】マンダラチャート維持
