食事は文化

「食事を分かち合うこと」は間違いなく人間の文化の核のひとつ。生物として「食べる」こと自体は生命維持に不可欠な生理現象ながら、「分かち合って食べる」ことは人間が社会的存在であることを象徴する行為であり、動物の摂食行動から一段進んだ「文化」と呼べる営み。つまり、「食事(分かち合って食べる)」は 生物学的な必然を超えて、社会的・文化的な意味を帯びた人間特有の行為。

①生物学的視点。。。他の動物でも群れで採餌することはあるが、基本的には「自分のために食べる」行為。人間は調理を介し、食物を加工・分配するという点で際立っている。②社会的視点。。。食卓を囲むことで「仲間意識」「信頼関係」「共同体意識」を強める。家族、親族、友人、宗教儀礼、国家的行事など、あらゆる場面で「食の共有」が社会の結び目になってきた。③文化的・象徴的視点。。。宗教儀式(供物や聖餐など)、祝い事(正月のおせち、結婚式の披露宴)、弔い(精進料理や供養)など、食は単なる栄養ではなく「意味」を持つ。食べ物を分かち合う行為には「共に生きる」「敵でなく味方である」というメッセージが込められている。④進化的視点。。。狩猟採集時代から「獲物を分け合う」ことが集団維持の基本ルールだった。分かち合うことで食料リスクを分散し、集団全体の生存率を高めてきたと考えられる。

【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。オンライン朝ヨガ。朝食。かたずけ・ルンバ清掃。昼食。調理(酢豚・おかゆ・クラゲ酢)。4人夕食@自宅。阪神タイガース観戦。就寝。(一言)

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)自律性を整える。Tarzan 特別編集

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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