脳は「感じるための器」、心は「生きる意味を編集する場」。脳を整えると「心」が澄み、心を磨くと「脳」が活性化する。
脳=物理的装置(ハードウェア)。脳とは、思考・感情・記憶などを生み出す生理的な中枢装置。神経細胞・ホルモン・シナプスのネットワークとしての存在。主な働き。。。認知-物事を理解・判断する-CPU(計算機)。情動-喜怒哀楽などの感情を生み出す-センサー&警報装置。記憶-過去のデータを保存し再生する-ハードディスク。自律調整-呼吸・心拍・ホルモン分泌などを自動制御-オペレーティングシステム。特徴。。。入力(刺激)に反応する「反射的」な存在。経験・学習で変化する可塑性を持つ。エネルギー効率重視(=なるべく考えたくない)。
心=体験と意味を統合するソフトウェア。心とは、「脳で起きている現象を感じ取り、意味づけ、物語化する働き」。いわば「体験の編集者」であり、「自分」をつくる中心。主な働き。。。感情-感じ取り、味わう力-感性のレンズ。意志-選び取り、方向づける力-ナビゲーションシステム。意味づけ-出来事を「自分ごと」として統合-ストーリーテラー。共感-他者の心を感じ取る力-通信インターフェース。特徴。。。「どう感じるか」「どう受け止めるか」を決める。価値観・世界観・物語を形づくる。肉体・環境・他者と常に相互作用している。
意識(Consciousness)。。。心の動きを、眺める/気づく/観照する覚醒の場。「器」=スクリーン。静か・広い・動かない。例えは、心は「映画の内容」、意識は「映画が映るスクリーン」。スクリーンがなければ映画は成立しないが、スクリーンそのものは変化せず、ただ受け止めるだけ。心の働き(Doing)-感じる(不安・喜び)-考える(計画・葛藤・妄想)-反応する(好き嫌い・比較・嫉妬)- 価値づけする(良い/悪い、成功/失敗)-心は「反応・解釈・意味づけ」の中心。意識の働き(Being)-気づく-観照する-ただ存在する-判断しない受容の場-意識は「ただ見ているだけ」、それ以上でも以下でもない。心=主観(内側で揺れ動く内容)vs意識=客観(その主観を眺める視点)ただし、意識は完全に客観の塊ではない。あくまで主観を客観視できる力、つまり「主観の外側から見る主観」。この微妙なニュアンスが、禅・心理学・認知科学で共通する本質。
【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信(含むブログ)。オイルうがい+白湯+朝ヨガ。朝食。庭整備。ゴミ捨て-昼食-ゴルフ練習。夕寝。夕食。執筆。就寝。(一言)昨日の執筆10時間疲れ。。。
【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)心配事の9割は起こらない 枡野俊明
【OUTPUT】マンダラチャート維持
