中国の新指導部(習近平69才一強専制体制&後任候補排除)を見て、ふとベルリンの壁崩壊(1989年、天安門事件の半年後、個人的にはイギリスに居た)前の東ヨーロッパ諸国(1980年代に電車で、ブタペスト、プラハ、東ベルリン等に行ったことがある)のことが脳裏をかすめた。30年以上前に感じた、共産主義による経済の非効率・停滞感と資本・自由・民主主義対比での共産党一党独裁が醸し出す違和感(例えば、ガムテーム屋さんがハイストリートに! 一方で、プラハのピールは全てを超えて美味かった!)。ある政治学者が「トップが変わる一党独裁体制は、まだある程度の代謝があって国家幹部の能力は一定のレベルに保つ事ができます。しかし、終身の個人独裁は、いずれ腐敗し、絶対的な権力者は段々現実離れしていきます」と。日経は「かつての中国は毛沢東に権力が集中した結果、文化大革命による大混乱に陥った。その反省から鄧小平が進めた集団指導体制は、習氏のイエスマンで固めた人事で事実上終わった。新たに幕を上げた習氏への忠誠心競争。その先には、幹部が過度に忖度し、抑止が利かない政治の暴走を招く近未来図が浮かぶ」。
中国が、長期トレンドとして迷走・混乱時代に入ったたか!? 歴史決議(毛沢東-1945年-新中国建設、鄧小平-1981年-改革開放、習近平-2021年-台湾統一?)でみるとリセットは35-40年サイクルか!? 35-40年後=私(生きていれば)95-100才の時に、さて中国はどうリセットする事態となっているかは極めて興味深い。個人も組織も自発的に変化に対する対応力を問われる時代なのに14億人を個人独裁で制御するにはどう考えても無理がある。振り返れば、私が上海で勤務した2006-2008年当時は、民主化が基本路線(一方で、10億人超の人民をまとめ上げることが何よりも重要とも)だと言われていたが逆方向に行った。中国では「上に政策あり、下に対策あり」というが。Keep watching!
【今日の1日】6時起床。粗大ごみ搬出。ブログ書き。朝風呂。朝食。家計事務。登記申請(不動産・会社)最終チェック。銀行-中野法務局(司法書士に頼らず自力申請)ースタバ-銀行。昼食。SNS受発信。知人に夫婦間贈与手続きを指南。中島みゆきを聞きながら各種IT機器調整(情報命!)。夕食。FB久々投稿。 ついに夫婦間贈与登記申請(コスト約38万円で時価約6500万円分の不動産の所有権を妻Tに無税で贈与)!