宇宙物理学者の佐藤勝彦氏曰く「人類私は国際紛争が起こるたびに、社会は本当に進化していないのだと思ってしまう。アフリカのチンパンジーの集団間の争いと変わりない。弱い集団は結局、大きくて強いグループに資源を奪われ、支配されてしまう。現生人類をホモサピエンスというが、決してサピエンス(賢い)ホモ(人)ではない。ヒトは社会的動物として『心』も進化してきた。親族だけでなく他人のために貢献できれば、うれしく幸せと感じる感性を身につけた。『情けは人の為ならず』で、他人への親切は自身にもかえってくると遺伝子レベルでも身につけた。しかし属する集団が大きくなるにつれ、集団の利益が優先され、忠誠が求められる。またヒトがチンパンジーと枝分かれした頃の古い心を持ったまま核兵器もつくってしまった。当然、集団間の公正な利害調整が不可欠となる。」私は、50-150人のコミュニティーを超える規模の集団の中での「情けは人の為ならず」は遺伝子レベルではなく、教育・文化等の後天的なものの結果と思うが、それ以外は、まったく同感だ。ヒトがチンパンジーと枝分かれした頃の古い脳は、せいぜい50-150人のコミュニティーを前提としているらしい。それ以上の大きな集団・組織の中での生活は遺伝子レベルへの刷り込みが完了するまで人間の知恵で対応していかなくならない。
【今日の1日】4時起床。箱根峠生活セットアップ。朝食。ブログ書き。朝風呂。情報収集by新聞・TV。NHKオンディマンド契約→「日曜美術館 国宝 東京国立博物館のすべて」視聴。2023年構想作成開始。農園(収穫・土作り)ー温泉(昼食・昼寝)ー買物。夕食。 リーフレタスが花が咲くまで成長していた!