哲学

「高度に発展した文明・長寿社会で、特にシニアライフにおいて、自己・精神世界を深めるには、各人は『既製服』の宗教ではなく、『オーダーメイド』の個人哲学を真摯に磨くべき」と、以前このブログに記した。ところで、哲学とは? 哲学は真理を探究する知的営みで、概念・論理に依拠し、時代・文化等に左右されない、普遍的な真理(世界のあらゆる事象を論理的に説明すること)への到達を目指す営み。主な対象は精神・真理等、感覚的経験を通じて直接的に捉えることのできなもの。学問としては、主に美学・倫理学・認識論という3つの分野に分かれる。まあ、哲学というのは難しく奥が深いものの、言わんとすることはわかる。日常生活でも人生哲学や経営哲学のような言い方でがあり「個人や組織が長きにわたって探究を続けた末に到達した物の見方・考え方」といったニュアンスだ。要は、世界観・人間観・人生観。

多くの大宗教は、(科学が相当程度が未発達の時代に)開祖と後世に呼ばれることになった人が述べた世界観・人間観・人生観を、弟子達が宗教(ストーリー・パッケージ)としてまとめ上げたものだ。人間が神・宗教の概念を思いついたのは農耕生活を開始直後で、狩猟・採集生活の時は、神・宗教の概念はなかった(アダムとイブがエデンの園から追放される失楽園の物語は、狩猟・採集生活の終わりと、農耕生活の始まりについての暗喩であると言われている)。農耕生開始を契機とした神・宗教(精神世界の深化←「食うか食われるか」からの解放)vsシニアライフ開始を契機とした哲学(世界観・人間観・人生観の深化←「ライスワーク」からの解放)の深化。卒サラ生活・シニアライフの中で、最新の科学の知見を取り込みながら、また、自己の60年間に及ぶ個人史に基づき、オリジナルな世界観・人間観・人生観を作りこむゾ!

【今日の1日】4:30起床。SNS受発信。ブログ書き。朝食。朝風呂。情報収集by新聞・TV。昼食。喫茶店。読書。昼寝。衣類断捨離。東京体育館(水泳50mx21本、再開して数ヵ月になりようやく感覚が戻ってきた)-6人宴席@千駄ヶ谷。 宴席で刺激・情報をゲット!

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