AI牧師

ウィーン大の神学研究者ジョナス・シマーレイン氏が約1年間をかけて作り上げたAI牧師が「信仰を保つために定期的に祈り、聖書を読み教会に通う必要があります」と言い、 また、京大は、8万点超ある膨大な原始仏典の学習を学習し、仮想空間上でブッダと対話できるようにする「ブッダボット」を開発中で「今この瞬間に集中することで不安は克服できる」と、パソコン画面のブッダ像に将来への不安を吐露したら、こんな答えが返ってくるそうだ。近代以降、科学技術の発展と反比例して(わからなかったものが科学の力でわかるようになり、わからないものに包括的な解釈・ストーリーを示してきた)宗教の社会的影響力は弱まってきて、仏教界においては法事はおろか葬式すら不要論が広がり危機感が強い中、AIは影響力回復の救世主となるのか!? イスラム教もAI利用に積極的で、教義に関する質問に答えるチャットボットの運用が始まったと。14日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)でローマ教皇は「AIを適切に制御できるかに人間の尊厳がかかっている」と述べた。

「AI牧師は受け入れ可能か」は面白い命題だ。各宗教とも荘厳・神聖を装うが、私の理解では、宗教って、詰まるところ、創始者/教祖の哲学で、もっと平たく言うと、単なる心の持ち方の人気モデルだ(←自分自身で下記のマンダラチャーを作った時に「心の持ち方」の重要性がよくわかるとともに、宗教に荘厳・神聖を感じなくなり、自分の哲学志向が確定した)。私自身は、宗教(=他者の哲学)に哲学を丸投げせず、自らが自身の哲学を極めるべきという立場なので、参考意見入手目的にキリスト教AI、イスラム教AI、仏教AIに、「XXXの様なことはそちらの宗教ではどう考えるの?」と気軽に聞いてみたいところだ。旧統一教会AIなら「まずもって献金です」と答えるだろうから聞きたくもないが。

【今日の1日/雨→晴】5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。朝食。家内メンテ。昼食。収穫した玉ねぎ・ジャガイモ対応。庭メンテ。株式配当処理。夕食。阪神タイガース観戦。就寝。 (一言)収穫した玉ねぎとジャガイモは半年持ちそうだ。

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)夢をかなえるマンダラチャート

【OUTPUT】マンダラチャートを維持。

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