知ったつもり

「知ったつもり」に陥るのは、私達が脳の省エネを求める中で、複雑な世界を単純化して処理しようとするからだ! 逆に言えば、そこに学び直し・感じ直しの入口があるとも言える。「知ったつもり」から一歩深く入る癖をつけたい。 ①言葉… 続きを読む 知ったつもり

赤ちゃんの目

初孫と2時間接して思った。赤ちゃんは置かれた状況を理解するために一生懸命になっていることが目を通じて伝わってくる。それに比べれば、大人の目は総じて死んでいるように見える。 赤ちゃんの目が「生きている」と感じられるのは、ま… 続きを読む 赤ちゃんの目

言葉

「直線」や「自己」は、いずれも概念としては明確だが、現実の中には実体として存在しない。にもかかわらず、多くの人は、それらが「確固たるもの」として存在しているかのように感じ、信じている。しかし、言葉や概念はあくまでも道具で… 続きを読む 言葉

直線? 自己?

「直線は存在しない」。この言葉は、初めて聞いたときどこか挑発的で、同時に深い納得感があった。数学では、直線は無限に細く、無限に伸び、完璧にまっすぐな点の集合だとされる。だが現実には、そんなものは見たことがない。鉛筆で引い… 続きを読む 直線? 自己?

満たされなさ

人間は、脳の進化の前提である「不安定な環境・変化する状況・即応的判断」がないと、逆に退屈や空虚感を覚えるようだ。これが「満たされなさ」の根源か!? 現代のように衣食住が安定し、変化が少ない社会では、脳が「本来想定された欲… 続きを読む 満たされなさ

義務教育

教育に必要な再編視点。「教科ごとの知識の蓄積」ではなく、「問いを立てるために知を横断的に使う力」がゴール。教師やカリキュラム設計者は、問いをつくる学びの設計者に変わっていく必要がある。すべてをAI前提に組み替える必要あり… 続きを読む 義務教育

物語

昔、文字のない時代、人は「物語」を口承で知識・知恵・価値観を継承していたのだろう。物語は、覚えやすく(リズムや反復、比喩が多い)、面白いから記憶に残り(感情と結びつく)、教訓や知恵を含めやすく(英雄譚、神話、寓話等)、共… 続きを読む 物語

入れ替え

「失うことへの不安」に向き合い、「軽やかになることの価値」に気づく! ①モノ(物質的なもの)、②役割(「親として」「会社人として」の役割意識、過剰な責任感や義務感)、③人間関係(距離を置いた方がいい人間関係、「昔の自分を… 続きを読む 入れ替え

平穏

穏やかで心平穏な日々を求める気持ちは、年齢を重ねるほどに深まるものかも。【1】心の在り方。今・ここに意識を向ける(過去の後悔や未来の不安から離れる)。感謝の気持ちを持つ。自分を受け入れる。【2】身体と生活のリズム。規則正… 続きを読む 平穏

メンタル

阪神の木浪選手、一試合3失策をしてからしばらくスタメン落ちだ。ネット情報。「内心、こたえているだろうな。そう思って、あえての失礼な問いかけだ。『すっかり出番なくなってるやん』。それに答えた木浪はこんな話をした。『それがい… 続きを読む メンタル