人間が動物として本来持っている感覚的・直感的な理解力(=潜在意識)は、文明社会の中で意識優位に生きるうちに鈍ってしまいがち。自然の中で五感を開き、身体を通じて感じ、言葉にしない直感に従ってみることが、潜在意識と再びつなが… 続きを読む 感覚・直感
カテゴリー: 脳:頭脳
ドーパミン
ドーパミンが生み出す「もっともっと」欲求の背景には、進化的に生存と生殖の条件を整えるための強い動機づけがある。①生存のための「もっともっと」。。。食料をもっと:飢餓に備えて、今以上に蓄えるよう促す。安全をもっと:より安全… 続きを読む ドーパミン
死生観
「死生観」と「心の平静」は深くつながっている。人間は意識的にも無意識的にも「必ず死ぬ」という事実を抱えて生きているが、これを正面から見つめると大きな不安を伴うため、しばしば見て見ぬふりをし、その不安を別の形に変換して表す… 続きを読む 死生観
心の平静
心の平静のための10対策。①今ここ(危険探知モード対策)、②小さな達成感(ドーパミンモード対策)、③足るを知る(資本主義モード対策)、④感情の受け止め(感情暴走対策)、⑤温かい関わり(孤立対策)、⑥身体メンテナンス(体調… 続きを読む 心の平静
今ここに戻る
多くの場合、人の意識は「今ここ」から離れていまる(人の脳は放っておくと「今」にとどまらない性質がある)。心理学・脳科学の研究でも、人はしばしば過去の出来事を思い返す(反芻)か、未来のことを考える(予測・計画・心配)ことに… 続きを読む 今ここに戻る
今ここ
ネット情報。昨今「今ここ」という言葉がよく聞かれるようになっている。その牽引役はマインドフルネスだろう。しかし、「今ここ」に集中するとは実際にどういうことかはなかなか分かりづらい。 「今ここ」に集中するとは「思考」から抜… 続きを読む 今ここ
欲望vs外部環境
現代社会は、人類の進化的設計(狩猟採集時代ベース)に対してあまりにも刺激が強すぎる(過剰刺激)環境で、「人間の欲望」や「心理的メカニズム」を暴走させている。 進化的には「強い刺激に反応する」方が生存率が高かった。その結果… 続きを読む 欲望vs外部環境
脳の限界
懸案事項を抱えてると他のことがなかなかはかどらない。脳にキャパシティー的限界があり、懸案事項(未解決の問題・心配事)を抱えていると、その一部のリソースが常にそちらに割かれてしまい、他のことに集中しづらくなるようだ。 ①ワ… 続きを読む 脳の限界
我慢
シニアライフの中で、我慢する力が弱くなった。「我慢ができなくなった」or「素直に生きている」。「弱さ」or「自分らしさの回復」。若い頃は「腹が立っても飲み込んでいた」のが、今は「無理に飲み込まず表現する」ようになっただけ… 続きを読む 我慢
ぼーっとする
ぼーっとしている時、顕在意識の動きは極小化されていても、潜在意識は活発に稼働している。創造性・内省・感情処理にとって非常に重要な時間。顕在意識を使いすぎるとは「言葉や数字のフィルター越しにしか世界を見なくなる」ことを意味… 続きを読む ぼーっとする