生存・創造脳

狩猟採集時代、食(現代社会では≒お金)が生涯にわたり中心課題。ということは、「貧すれば鈍するラインを突破した」認識は、狩猟採集時代の「残像」から抜け出た世界だ(狩猟採集時代の脳の残像から一段上の意識層へ移行した瞬間。狩猟… 続きを読む 生存・創造脳

戸惑い

人間の脳は、原野の生活に最適化された旧型ハードウェア。それに対して現代文明は、情報・人工・抽象・非同期・競争の世界。結果として、脳はいつもこう戸惑っている。「安全なのに危険を感じ、豊かなのに欠乏を感じる。」狩猟採集時代の… 続きを読む 戸惑い

脳と付き合う

現代人の脳(ハードウェア)は、現代社会に住みながらも1.2万年前の狩猟採集時代仕様のままで、周りの環境(ソフトウェア)だけが急進化してしまった。この「ミスマッチ」をどう扱うかが、まさに心身の安定や幸福感の鍵。以下、その「… 続きを読む 脳と付き合う

余白・余裕

余白や余裕という概念は、文明社会特有の発展段階で生まれた副産物。狩猟採集時代(≒脳の残像)の人間にとっては「想定外」な感覚。① 狩猟採集時代における「余白」の非存在。。。狩猟採集社会では、日々の活動の目的は極めて明確。「… 続きを読む 余白・余裕

達成型or実践型

現役時代の「目標」を振り返ると、達成型の目標が中心だった(例:昇進、資格取得、資産形成、家族の安定、マイホーム購入など)。「何かを手に入れる」「積み上げる」ことが、目標を持つ=生きる意味のように思われていた。その背景には… 続きを読む 達成型or実践型

DMN

脳のDMNは、言語獲得によって、結果としてかなり強化された。つまり、DMN自体は言語以前から存在していたが、言語獲得によってDMNは「物語脳」「自己意識脳」として強化され、現在の人間特有の内的思考の豊かさを支えるネットワ… 続きを読む DMN

心のマネジメント

①感情(感情に飲み込まれるのではなく客観視)や五感からの感覚を味わうことを意識しつつ、②同時に情報の流入を抑え思考過多に陥らないようにする。③デフォルトモードネットワーク(DMN):ぼんやりしている時に過去や未来、他人の… 続きを読む 心のマネジメント

煽り

人間は、本能(危機対応)、神経回路(ドーパミン探索)、社会制度(資本主義)のこの三層が重なって「常に煽られている」状態。逆に言えば、この仕組みを自覚すると「流されすぎず、距離を取る」ことができる。 ①危機対応モード(生存… 続きを読む 煽り

感謝・不満

ポジティブ(≒感謝)は声に、ネガティブ(≒不満)は場を選んで解毒!  感謝すると、脳は「危機対応モード」「足りないもの探し」(狩猟採集時代の残像。脳は「欠けているもの」「危険な可能性」に各種リスクが大幅に低下した現代文明… 続きを読む 感謝・不満

DMN

ヨガや料理のような「体を動かしながら没頭できる活動」が増えているのは、デフォルトモードネットワーク(DMN、「過去や未来を考える」「自分や他人を思索する」ときに働く脳の回路)の過活動から離れるために体が望んでいる。。。ヨ… 続きを読む DMN