盲目的

旧統一教会問題等宗教問題。。。宗教が人を盲目的にさせるように見えるのは、いくつかの心理的・社会的な要因が重なっている。宗教が、人間の 「不安」「所属欲求」「単純化欲求」「権威服従」「超越体験」 のすべてに同時に訴えかける… 続きを読む 盲目的

瞑想状態

瞑想とはDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)が発する情報(思考・感情・自己言及的な連想)に反応しない(同一化しない)状態。DMNは止められない(思考は自然に生じる)。しかし、瞑想により「反応せず、距離をとる」能力を… 続きを読む 瞑想状態

生存・創造脳

狩猟採集時代、食(現代社会では≒お金)が生涯にわたり中心課題。ということは、「貧すれば鈍するラインを突破した」認識は、狩猟採集時代の「残像」から抜け出た世界だ(狩猟採集時代の脳の残像から一段上の意識層へ移行した瞬間。狩猟… 続きを読む 生存・創造脳

戸惑い

人間の脳は、原野の生活に最適化された旧型ハードウェア。それに対して現代文明は、情報・人工・抽象・非同期・競争の世界。結果として、脳はいつもこう戸惑っている。「安全なのに危険を感じ、豊かなのに欠乏を感じる。」狩猟採集時代の… 続きを読む 戸惑い

脳と付き合う

現代人の脳(ハードウェア)は、現代社会に住みながらも1.2万年前の狩猟採集時代仕様のままで、周りの環境(ソフトウェア)だけが急進化してしまった。この「ミスマッチ」をどう扱うかが、まさに心身の安定や幸福感の鍵。以下、その「… 続きを読む 脳と付き合う

余白・余裕

余白や余裕という概念は、文明社会特有の発展段階で生まれた副産物。狩猟採集時代(≒脳の残像)の人間にとっては「想定外」な感覚。① 狩猟採集時代における「余白」の非存在。。。狩猟採集社会では、日々の活動の目的は極めて明確。「… 続きを読む 余白・余裕

達成型or実践型

現役時代の「目標」を振り返ると、達成型の目標が中心だった(例:昇進、資格取得、資産形成、家族の安定、マイホーム購入など)。「何かを手に入れる」「積み上げる」ことが、目標を持つ=生きる意味のように思われていた。その背景には… 続きを読む 達成型or実践型

DMN

脳のDMNは、言語獲得によって、結果としてかなり強化された。つまり、DMN自体は言語以前から存在していたが、言語獲得によってDMNは「物語脳」「自己意識脳」として強化され、現在の人間特有の内的思考の豊かさを支えるネットワ… 続きを読む DMN

心のマネジメント

①感情(感情に飲み込まれるのではなく客観視)や五感からの感覚を味わうことを意識しつつ、②同時に情報の流入を抑え思考過多に陥らないようにする。③デフォルトモードネットワーク(DMN):ぼんやりしている時に過去や未来、他人の… 続きを読む 心のマネジメント

煽り

人間は、本能(危機対応)、神経回路(ドーパミン探索)、社会制度(資本主義)のこの三層が重なって「常に煽られている」状態。逆に言えば、この仕組みを自覚すると「流されすぎず、距離を取る」ことができる。 ①危機対応モード(生存… 続きを読む 煽り