今、日本の政治は、過去30年間の不作為(政府サイドは、公安調査庁が2005年と2006年に発行した文書の中で旧統一教会が「特異集団」で「不法事案を引き起こすことも懸念される」としていたが特段の対応をしなかった)を反省し(旧統一教会)のマインドコントロール・洗脳の被害者およびその家族を法的に救済することをトライしている。マインドコントロール・洗脳されている本人に必ずしも被害者意識がないこともあり(多くの被害は本人以外の家族に発生している)、法的な救済枠組を作るのはひと苦労の様。。。
少しセットバックして、人はなぜ、(宗教に)マインドコントロール・洗脳されるのか? 私の理解では、①ホモサピエンスが1.3万年前に食物連鎖の頂点に立って以降、安全と食料がハイレベルで確保されたことによる「余裕」で、(逆説的ながら)人間は心の置き場に困っている(「食うか食われるか」の時は、そのことに集中して/せざるを得ず、ある意味単純だった)。②それでも、自分軸が立っている人は、(科学が未発達の時代に生まれた)宗教ではなく、最新の歴史的・科学的知見を積極的に取り入れ、個人哲学を深めているだろうから、(その過程で作られた自己の判断基準で)マインドコントロール・洗脳アプローチを弾き飛ばすことができる。③問題は、(自己の中に判断基準がなく)他人軸で生きている人が、宗教の巧妙なアプローチ・神秘性演出により、人間の「余裕」が作る心の隙間を通して、マインドコントロール・洗脳されやすいこと。
一方で、TVコマーシャル・ブランディング等マーケティングで消費者を特定の消費財購入に導くことも広義のマインドコントロール・洗脳とすれば、世の中は、マインドコントロール・洗脳アップローチに満ちている! 要は、遭遇したものが人生観に関わるようなクリティカルなマインドコントロール・洗脳アプローチかどうかを見抜く力がポイントか!? (最新の歴史的・科学的知見を積極的に取り入れ、また、多くの人と意見・情報交換して)個人哲学をしっかり磨いて、結果として、臭いものは臭いと分かるようにしておくということか。
【今日の1日】6時起床。朝食。SNS受発信。ブログ書き。朝風呂。情報収集by新聞・TV。明日の法事の最終確認・連絡。昼寝。昼食。10月家計月次決算。家庭重要ファイルアップデート。夕食。 体力温存の一日。