バッター

バッターは、いつ考えているのか――思考は身体反応の「準備者」である プロ野球のバッターを見ていると、とても考えて打っているように見える。相手投手の球種、配球、癖、カウント、走者の有無、守備位置。打席には、判断しなければな… 続きを読む バッター

思考の向き

場所を変えると、思考の矢印が外を向く シンガポールに滞在していて、ふと気づいた。思考が自分に向かっていない。東京や箱根にいるとき、私は結構いろいろなことを考えている。 これからどう生きるか。今の生活はこれでいいのか。身体… 続きを読む 思考の向き

はみ出し

人間は「本来の用途」からはみ出して生きている 人は、言語をふたつのことに使っている。ひとつは、他人との交信である。「危ない」「食べ物がある」「明日ここで会おう」。もう一つは、思考である。頭の中で言葉を使い、過去を振り返り… 続きを読む はみ出し

運転≒ゴルフスイング

運転しているのは誰だ?――箱根旧街道で「思考の部分関与」を感じた。 天山湯治郷へひとりで行った。温泉に入り、昼食を食べ、休息室で昼寝をして、喫茶室でコーヒーを飲んだ。自宅で飲むコーヒーより、なぜか心が落ち着いている。同じ… 続きを読む 運転≒ゴルフスイング

現実と向き合う

最近、「現実と向き合う時間を増やしたほうがいい」と考えていた。 スマホを置く。PCから離れる。散歩する。運動する。自然の中に行く。 もちろん、それも大切だ。しかし、少し違う気がしてきた。大切なのは、現実と向き合う時間を増… 続きを読む 現実と向き合う

本丸?

AIが迫っているのは、本当に人間の「本丸」なのか? 生成AIが登場して以来、「AIは人間の仕事を奪うのではないか」「やがて人間より賢くなるのではないか」という議論が続いている。 その不安の根底には、ひとつの人間観があるよ… 続きを読む 本丸?

AI時代と人間

AI時代、人間の本業は観察に戻る。 電卓が普及したとき、多くの人は「暗算力が衰える」と心配した。実際、その通りだった。日常生活で頭の中だけで計算する機会は減った。しかし、本当に起こった変化は別のところにあった。 人は電卓… 続きを読む AI時代と人間

顕在意識

顕在意識はドライバーではなくナビ。思考は著者ではなく編集者。AIは思考を編集者へ戻す装置。人間の本業は観察・試す・工夫・創造。この流れで整理してきた。 本来、顕在意識が前面に出るのは必要な場面だけで十分だったのかも。例え… 続きを読む 顕在意識

祖業

顕在意識の祖業は、思考ではなくナビゲーションだったのかもしれない。最近、こんなことを考えている。 私たちは「人間は考える動物である」と教わってきた。そのため、顕在意識の仕事は「思考すること」だと思い込んでいる。しかし、人… 続きを読む 祖業