科学(進化論・生物学)の発展によって、(人間以外の)動物と人間との違いはそれほど大きいものでないと分かってきた。では、あらためて、人間を人間とたらしめているものは何か? 「動物は、目の前にあるものでないと考えることはできない(金魚がとらえている世界は2秒間と聞いたことがある)。人間は、言葉を使って目の前にないことを、言葉で表現し伝えることができる(含む、過去、未来、時間概念を含む抽象概念)」。「人間は、私が私であるという意識をもっているが、動物はそうではない。(「なぜ私は私なのか」は哲学上の大問題のようだ)」。「動物は(長い)会話をしないが人間はきわめておしゃべりだ」。
「私が私である」問題に前に、それを感じる意識の問題を解決する必要があるが定説は無いよう。例えば、(日常生活において、顕在意識比で潜在意識=無意識の大きさを確かに感じるが、)「受動意識仮説」では、人の意識とは、心の中でコントロールするものではなく、無意識がやったことを後で把握するための装置にすぎないと究極的に考える(個人的には直観的に正しいとは思わない)。この辺りのこと(「意識」)は学術界でも最先端の様で、人間の脳のようなAIをつくろうとする人を含めて多くの人が必死で取り組んでいるようだ。
【今日の1日】5:30起床。朝食。情報byTV。ブログ書き。YouTube。昼食。YouTube。夕食。 (一言)本日、休養日。