内的世界

心の全領域のうち 、一部だけが意識として照射される。心を動かす仕組みとして OS が背後にあり 、OS は無数の半自動スクリプトを生成し、その結果が日常生活という行動と選択に現れる。

【第1層:心(Mind)=内的世界の全体】

心は内的世界そのもの。大部分は無自覚。
● 感情・情動(進化OSの核)
● 深層価値観・信念
● 身体感覚(姿勢・呼吸・緊張・痛み)
● 無意識処理(直感・ひらめき)
● 記憶(エピソード/手続き)
● 思考パターン(言語/非言語)

【第2層:意識(Consciousness)=心に当たるスポットライト】

心の一部だけが意識化される。意識は心の可視化された表面。OS画面のようなもの。
● 今この瞬間「気づいている内容」 例)今何を考えているか、いま感じている緊張など
● 顕在意識(自覚)
● 顕在意識の無自覚領域  例)運転中の自動化、料理中の手の動き

【第3層:人生OS=心の働きを規定する仕組み全体】

OSは心の背景にある構造。3層でできている。

(A)進化OS = 人類史が書き込んだ深層プログラム
 ・情動(恐れ/欲求/群れへの帰属)
 ・生命維持(睡眠・食欲・危険回避)
 ・直感・パターン認識の高速処理

(B)文明OS= 社会・文化・経済が書き込んだ外部OS

 ・仕事観・競争原理・資本主義の価値観
 ・家族制度、教育、ルール、マナー
 ・スケジュール、時間意識、役職と役割

(C)個人OS= 各人の生活設計・思考・習慣

  ・生活OS(睡眠・食事・姿勢・日常の整え)
  ・感情OS(情動の調律方法)
  ・習慣OS(行動のパターン化)
  ・価値観OS(人生の選択基準)

【第4層:半自動スクリプト=OSが走らせる自動反応】

スクリプトは「心の深層 × OS × 過去経験」が生成した自動プログラム。
● 生活動作(鍵を閉める/歩く/料理の手順)
● 思考の癖(先回り心配/損得勘定/評価を気にする)
● 感情反応(すぐ緊張/反射的イライラ/衝動)
● 社会的反応(役割期待に合わせて振る舞う)

【第5層:日常生活=OSの実行画面】

日常はOSの実行ログであり、OSの反映そのもの。
● 朝のルーティン
● 家の中の動線
● 食事・睡眠・運動
● 家計管理・人間関係

【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信(含むブログ)。オイルうがい+白湯+朝ヨガ。朝食。執筆。昼食。茶道レッスン。9人立席パーティー@三田。夕寝。就寝。(一言)

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)心配事の9割は起こらない 枡野俊明

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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