宗教二世

旧統一教会の問題もあり、昨今、宗教二世からの悲痛な叫びをよく耳にする。問題を集約すると、親の信仰強制/人権無視、生活/教育放棄・無視、さらに何らかを強制される時の搾取・虐待だ。まあ、私も親から仏教/浄土宗を(親の死去をきっかけに葬式仏教として)引き継いだので広義の宗教二世と言えるかもしれないが、その様な問題はもちろんなかった。レベル感の問題だ。

カルト宗教の宗教二世問題をきっかけに、あらためて「家族」とは何だろうと考えさせられる。個人が、受け入れられ無防備で生きることが可能で(→受容)、それをベースに社会と関わり合いながらストーリーを展開でき(→楽観・ポジティブ・没頭)、共有・肯定してもらう(→承認・自尊)場と言えるか。親子であれば、自然とその様な感じになると思うが、カルト宗教の影響力は時としてそれを上回るということか。

人の心は脆弱(自然体では過度に不安症的になることは過去のブログで述べたとおり。ネガティブ感情の克服は人類の課題だ)で不安を煽るカルト宗教に狙われる余地がある。特殊詐欺と同様に気をつけるべきだ。個人的には、人は、宗教(神秘性を装っていることが多いが、要は、他者が作った世界観・人間観・人生観)に過度にのめり込むことなく/それを心の拠り所にする人が存在するぐらいの軽い認識に留め、他者/社会および「自分」(ブッダのメッセージは詰まるところ瞑想して自分の心と向き合えということ)としっかりコミュニケーションして、生活習慣や個人哲学(自分オリジナルな世界観・人間観・人生観)を深く思考して/作り込んで、それを実践して心身鍛錬(→何らかの向上・人生の意義と定義したことに向かう)すべきだと思うが。

【今日の1日】5時起床。家事一般。ブログ書き。朝食。情報収集by新聞・TV。2022年家計決算。昼食。2022年会社決算。買物。夕食。(一言)法人税務申告(国・東京都)についてイメージはできた。個人よりかなり作成書類が多い。

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