幸運の女神には後髪がない

幸運の女神には、出会った人がつかまえやすいように髪を顔の前に垂らしてあるが、追いかけてつかむことはできないよう、後頭部には髪がない!一期一会。要は、日頃のしっかりとした準備と瞬間的な伸るか反るかのキレのある判断が重要ということ。自分自身、60年間の人生を振り返って、21才で就職+23才で結婚という判断を「勢い」でした後、40才代からようやく(それまでの蓄積をベースに)「前髪」の言わんとするところ+重要性を理解して、その実践ができるようになってきたように思う。

私の方法論は。①テーマを設定しておいて周辺情報を日々蓄積する。②チャンスが来れば、「前髪」かどうかを判断するために、さらにリスク・リターンを必死で考え、失敗・撤退シナリオも考えながら、(熟慮してしっかり寝た後の寝起きに心が向いている方向に)最終判断。③実行後は、関係数字をしっかり追いながらモニターを徹底し、調整・工夫を重ねる(人生の選択肢に正解はなく、選んだものを正解にしていくのが人生とも言える)。

具体的には。1)2003年(結果論として、りそな銀に国が資本注入したのを契機に東京の不動産が反転した年)に自宅@新中野購入(41才)。2)2008年のリーマンショックで都心不動産が2割下がる中、2009年(46才)に自宅と同一マンションに別戸を手配して、大阪から両親を呼び寄せ介護し、父亡き(49才)後は母を施設で介護(~56才)。3)両親宅2戸賃貸を契機に都心不動産投資拡大(48才~52才)。4)長男Sの国内大学中退・海外大学留学の承諾(50才)。5)次男Yの下宿を購入(52才)・売却(56才)で、独身寮見合いを購入(55才)・第三者賃貸(58才)で対応。6)知人の別荘入手3例(山中湖・芦ノ湖・函南町)を参考に別宅建築(56才)。7)定年が65才ながら、60才・還暦で自主的にサラリーマン卒業(60才)して人生リセット(各種刷り込み・マインドコントロールを解除し、生誕以来の自然体の再獲得)。

では、今の私のテーマは? 「個人哲学」の深化と「余生の充実」「生きた証」のための次の一手だろう。そのための準備として、このブログを利用して手あたり次第に種々のことを自分なりに整理・小まとめしている。次に「前髪」を持った幸運の女神と出会う時のための準備だ。心中は、交感神経的に「過去は全て将来のための準備」と、副交感神経的に「人生は死ぬまでの暇つぶし」がせめぎ合っている。

【今日の1日】5時起床。朝食。ブログ書き。自己散髪。朝風呂。情報収集by新聞・TV。本日の法事の最終準備。SNS受発信。東京駅(親戚お迎え)-威徳寺(昼食・法事・デジタルコンテンツ確認)-新中野宅(休息)-海老名SA(夕食)-箱根峠宅。 亡母の2年遅れの3回忌完了。

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