自己が将来死ぬことを知っているのは人間だけ。また、自殺する動物は人間だけだ。小中高の年間自殺数がコロナ禍に300→500人レベルの増加したとニュースで見た。心は極めて脆弱だとあらためて思う。人間は、脳を高度に発展させ+最大150人と密に協力することで1.3万年前に食物連鎖の頂点に立った。結果として、自然の一部である自己の身体(物質的には1年間でほとんどが入れ替わる)の上に、自己意識・自我を持つに至り、その脳の想像力を生かして、現実世界に加えて、各種想像世界(過去、将来、倫理・規則、他者の心、各種概念、自らの価値観等)を持って天動説的でにぎやかな世界観を脳内に築いている。そのにぎやかさゆえか、結果として、自然からの借り物/自然の一部である自己の身体について自己所有感を確立している。また、人間は、進化の過程で、時間の概念を得て、自らがいずれ死滅することを知り(人間の真のユニークネス)「死とは何か?」「人生とは何か?」と色々と思い悩む。それらは、人間以外の動物から見れば不遜な問いかけで、科学的・生物学的視点で言えば答えは共に単なる進化の過程であるにもかかわらず。。。自己所有感をベースに自己の死を大問題と捉え、また、人生に意味づけを求める。「自己所有感が間違い/幻想」というのがブッダの教え、つまり悟りの本質ではないのか!? その境地を仏教では「無明の闇」を破った世界と言うのでないか!?
【今日の1日】5時半起床。家事一般。情報by新聞・TV。SNS受発信。朝風呂。朝食。ブログ書き。YouTube。昼食。ジム-買物。YouTube。 (一言)次の興味は、無意識を掘り下げること!