直立二足歩行

人間は、ヒト科-ヒト属-ヒト種。600万年前にアフリカでチンパンジーから分岐したヒト科動物が進化を続け、250万年前ヒト属が現れ、20万年前にアフリカでヒト種/ホモサピエンスが出現した。ヒト科の原点は、アフリカの乾燥化に伴い、森林の縮小・サバンナ=草原の拡大を背景に森林生活からサバンナ=草原での生活へ、生活環境を変えざるを得なかったこと。その中で、直立二足歩行が始まり、その完成度が高まっていた。なお、600万年前のアフリカにいた人類の祖先はすでに直立していて、300万年前には完全な直立二足歩行になった。直立二足歩行が人類の文明のすべての始まりと言われる。直立二足歩行の契機については諸説あるものの、素直に考えれば、新たな生活環境(サバンナ=草原)で、他の動物に捕食されにくく、他の動物を捕食しやすくするための選択肢だったと想像する。つまり、直立二足歩行により、草原で背伸びして遠くの外敵を早く発見し危険を回避し、四足歩行より直立二足歩行の方がエネルギー効率が良くて疲れが少なく長距離の移動(=食物探し・捕食動物から遠のく)が可能なり、両手が自由に使えて荷物運搬がしやすくなったのだろう。

さらに、二足直立歩行は、結果として人類に大きなインパクトがあった。脳を大きくしてもバランスが保てるようになった(→200万年前から大きくなり始めた)。産道が狭くなり、小さな頭の赤ちゃんを産んで生後急速に脳を成長させることとなった(→赤ちゃんに文化を継承しやすくなった=遺伝子によらない継承が可能になった)。胸が圧力から解放されて、喉頭が下がり様々な声を出せるようになった(→音楽→数万年前に言葉)。全身が直立するために、重心線が頸から足までの各関節の近くを通るので、筋肉をあまり使わずに体重を支えることができ、また、支点が上がり上半身と下半身が別々に動くので踊りやすくなった(→コミュニケーション→数万年前に言葉)。両手が自由に使えて荷物運搬に加えて種々の道具を作成できるようになった(→250万年前に石器、180~80万年前に火、弓矢・投槍・骨を削った針・土器・紙・文字・・・)。

人類は、1.2万年前に臨界点に達して(→農耕牧畜定住生活)それ以降の生態系を脱したかのような垂直的な発展を遂げたが(世界人口:500万人→80億人)、その臨界点に達するまでには、緩慢ながら一歩一歩積み上げてきたことがわかる。

【今日の1日/晴】6時半起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。叔母相続対応。大腸検査準備。病院。朝食兼昼食。大相撲観戦。7人宴席@吉祥寺。就寝。(一言)大腸検査、準備が大変。。。

【短期目標=足元】まずは身体のことを考え(「食事+睡眠+運動」)動きながら考える(便は心身の状況を雄弁に語る!)。大きなグランドデザイン+目的軸を意識しながら今に集中する(不用意に過去・将来に思いを馳せず他者比較は自己認識するためだけに行う)。「第一の矢」(潜在意識→感情→顕在意識)は受けるが「第二の矢」(過去・将来に無駄な意味づけ)は受けない。ポジティブな感情・意識にはポジティブなものが集まってくることを意識(ネガティブな言葉を自らが発するとパワーが削がれる)。結果として「心の平穏+生きる推進力」および「人間≒脳≒心」に対する洞察を得る。「知識+技能+道具+思考+協調=世界観+生活=習慣」を意識。予定=期日は推進ツールとして重要。ワクワク感を大切に(←変化を取り込み続ける)。タスクリストを有効に利用して目的・目標に向かう。間(ま)を有効に利用する。遊び心を大切にして脳をリラックスさせる。【中期目標=日次】INPUT⇔OUTPUTの好循環→ブログコンテンツ蓄積↑(言語力)。箱根峠宅の庭構築・利用↑(空間力)。家計認識・運営↑(数字力)。【長期目標=年単位】人生の結章:ブログ→「卒サラ@還暦してわかった人間≒脳≒心! 人類学・脳科学・心理学の知見で世界観を作ってみた 要は心の持ち方次第!」を出版(内省力、科学的知見を梃子に人間を哲学する)。ファミリーツリー運営+自然と共生/神道・神社で自然のパワーを認識。【メモ=死を知っているのは人間だけ、友達がいるのは人間だけ】70才まで9年弱、80才まで19年弱、90歳まで29年弱(初孫28才)、100才まで39年弱。人間には、自らの根源に生きるためにチャレンジする力がある一方で、生存をより確実に確保するためにブレーキ機能(無駄なことをさせないように飽きさせたり、期日がなければ無理しないようにさせたりする等→多種類のことを短時間に回転するように対応)もあることに留意。忘却力も生きる知恵(≒時間を利用して心をコントロール)。

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