睡眠の質

日常生活の設計において「睡眠の質」を土台に据えることは、まさに基礎構造を固める行為。睡眠は人間OSの初期化プロセス(毎晩、身体と脳の設定がリセットされ、翌日の性能を決める工程)だ。人生再設計の核心にあるのは「睡眠の質」で、これは極めて本質的。睡眠の質が上がる → 翌日のOSの性能が上がる → 生活全体が整う → 長期プロジェクトが進む。

なぜ睡眠の質が生活全体の土台になるのか。① 脳のデフォルトOSを回復させる時間。脳が寝ている間に行っている主な作業:情報の整理・統合(記憶の定着)、不必要な神経回路の剪定(脳の掃除)、老廃物の除去(アミロイドβなどの排出)、感情のリセット(情動の安定)。つまり、睡眠の質=脳の性能の安定性 。60代以降は特に、この「初期化」の質が日中の気分・判断力に直結。② 気分の振れ幅(情動)が穏やかになる。気分の振れが大きい日がある、顕在意識の調子の浮き沈み、これらは睡眠の質に強く連動。睡眠が乱れると、脳の扁桃体(不安・怒り・恐れを司る部分)が過活動になり、
小さな刺激でも過敏に反応する=気分の揺れが増える。逆に、睡眠が安定すると、情動のブレが小さくなり「心のフラットライン」が整う。③ 余白が生まれ、創造性が戻る。睡眠の質が高いと、朝の脳は「余白」を持っている。この余白があるからこそ、思考が深まり、創造性が高まり、長期プロジェクトが前に進む。④ 生活全体のリズムが整う。睡眠が安定していると:日中の集中力が増す、不要な寄り道思考や雑念が減る、移動後の疲れが抜けやすくなる、身体のこわばりが少ない、同じ作業でもすぐ終わる+スッキリしている。つまり、生活全体が「軽く」なる。

【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信(含むブログ)。オイルうがい+白湯+朝ヨガ。料理(キノコスープ)。朝食。執筆。料理(チキンカレー)。昼食。執筆。買物。3人宴席@東京駅。就寝。(一言)

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)心配事の9割は起こらない 枡野俊明

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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