脳に安心を

常々「脳を安心させる」発想が必要と感じる。60代の生活設計の核心!? サラリーマンとして「思考・判断・責任」の世界に身を置いていた間、脳が常に前のめりめりだった!? しかしいま、人生のOSを再設計する段階で浮かび上がってきているキーワードが「脳を安心させる」!?

① 人間の脳は危険前提で動く。。。狩猟採集時代の脳は、「安心」ではなく「不安」をデフォルトにして生き残るよう設計。物音 → 危険かもしれない。他者 → 敵かもしれない。食糧 → 明日あるか分からない。将来 → 読めない。この「生存最適化OS」が、現代でもONのまま残っている。だから、安心は自然には生まれない。安心は意図的に作らないと生まれない。

② 安心が「余白」を生み、余白が「創造性」を生む。脳は不安の状態だと:余計な心配をする、未来ばかり考えてしまう、思考が浅くなる、感覚が鈍る、睡眠が浅くなる。逆に、脳が安心すると:感覚がよく働き、思考は深くなり、他者との関係が柔らかくなり、睡眠が安定し、ひらめきや創造性が戻る。つまり、「脳の安心」=「創造性の土台」。

③ 人生後半の最も大切な資本は「安心感」。社会の目・競争・評価から自由になった60代以降は、体力やスピードではなく 脳が安心している状態 が最大のパフォーマンス資本。なぜなら:判断ミスが減る、人間関係が穏やかになる、気分の振れが小さい、長期的な視野が戻る、行動が軽やかになる、習慣化が続く。

では、どうすれば「脳は安心するのか?」これは「脳の安心OS」を作るという発想。 上位OS:脳が安心する環境構造。。。睡眠の質(安心の根源)、「空間・巣」を整える、静けさ・暖かさ・光の入れ方、安定した朝のルーティン、「脳の巣づくり」。巣が安定すると脳は「今日は安全」と認識しやすくなる。中位OS:脳が安心する時間構造。。。夜は言語を減らす(脳の認知負荷が下がる)。朝は感覚から始まる。夕方以降はモードを落とす。毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる。脳がいちばん安心するのは 規則性。下位OS:脳が安心する反応パターン。。。小さなタスクを終える(達成感)。誰かとの柔らかい会話。予定の見通しが立っている。重要なことをメモして忘れる技術。体のどこかを温める(特に首回り)。脳は「曖昧・未完・未処理」を嫌うため、タスクの見える化が安心に直結。

【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信(含むブログ)。オイルうがい+白湯+朝ヨガ。朝食。執筆。昼食。知人と喫茶@西新宿。4人会席@西新宿。就寝。(一言)

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)心配事の9割は起こらない 枡野俊明

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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