自己を動かす工夫

人間は、①動物として遺伝子にコントロールされている基本部分(for個体・種族繁栄)と、②250万年におよぶ狩猟・採集時代にすり込んだ部分(食うか食われるか的生活、最大150人のコミュニティーで協力的・平等的な生活、利用道具・手段のレベルアップ、神の概念・宗教なし)と、③農業・牧畜を開始して以降の文明(食物連鎖の頂点、生産余力・人口増加、富の蓄積・格差、分業≒貨幣社会、大きなピラミッド組織運営、加速度的変化、学校教育、精神世界)で人工的にコントロールしている/されている部分がある。

①に関することで、個体維持のために無駄なことをしないというものがある。無駄なことをしてエネルギーを浪費にないようにするプログラムが走っている。そのために、何かを成し遂げようとすると、③の分野から強い意志が必要である。ところが、経験的に、相当工夫しないと空回りすることが多いと感じる(「xxを頑張るぞ!」と叫ぶだけでは、目標達成は難しい)。成功するための工夫は、1)目標をイメージとして脳に刷り込む(②に関するメカニズムが機能するのかイメージは有効・重要)、2)目標の必要性を論理的に突き詰め、また、目標達成のための論理的最短ルートを吟味する(論理的納得感を得て無駄なことではないと①に関する脳に深いレベルで納得してもらう)、3)ブレークダウンした方法論の習慣化(無理のないスイッチの入れ方を③に関して行っている日常生活の中から発見・実践し、大上段に構えた意志の発動を回避する)

「脳とどう折り合いをつけるかが精神世界のポイントなのだ」と昨日のブログで述べたが、精神世界に限らず、日常生活でも脳とどう折り合いをつけるかが勝敗の分かれ目と感じる。

【今日の1日】6:30起床。ブログ書き。朝食入手@セブン。情報収集by新聞・TV。ブラジル-クロアチア戦TV観戦。朝風呂。2022年家計分析。昼食。散歩-ベローチェ(読書)-杉山公園(読書)。SNS受発信。夕食。長男Sを羽田空港まで車で見送り。(一言)ブラジル、PKでクロアチアに負けた! クロアチアの粘り腰はすごい。

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